その後、カテ室では医療機関らしならぬ音が響き

レーザーによるインターベーションが行われ

それまでは、モニターをしっかり見据えていた私も

意識が・・・・

痛みによるものではなく

麻酔によるものか

この間の記憶はない

 

次に目覚めたのは

カテ室を出て、運ばれるときだった

 

MDrとナースが 搬送先を 病棟ICUなのかER ICUなのかで

決まらないらしくすたもんだしていた

 

結局自分が運ばれた先が何方なのか分からないまま

同じフロアのウイング違いで2つのICUが存在していたのは確かだ。

ICUでの数日、医療スタッフのクオリティは素晴らしく、特にナースたちの

献身ぶりは、まさに想像を絶した

むやみに明るいナースたち 明るくないと自分たちが持たない環境だというのが

伝わる。

困ったのは、排せつ、排尿は導尿されているからいいが

便だけはそうはいかず、けれど、さすがに数日間、ベッドでの排泄は

したくてもで出なかった。

けたたましいアラームがなり続ける壮絶な現場

眠れる筈もなく、もともと、普通に睡眠をとる患者の入る場所でないのだから。

ICU初日は、痛みが消えず、舌下にニトレートした記憶がある

ICUを出ても、なかなかサチュレーションが上がらず

循環器の可能性は尊重しつつ

念のため、呼吸器の可能性も試すのは流石にティーチングホスピタル

検査の結果、呼吸器もそう、あまり良い状況ではなかったのだけれど

 

そうそう、忘れてた大事すぎる事実

私、造影剤でアナフィラキシーを起こしたことがある

これを想定しての、カテーテルだったことを付け加える。

もちろん、対策をして臨んだのは間違いない

用意されていたのは、ステロイドにアドレナリンだろうか

米国でいうところのエピネフリンか。

幸い、アナフィラキシーは起こさなかったけれど、蕁麻疹と微熱程度はあったようだ。

 

そして、大変だったのが 退院後だった