着点灯していても
見えていないテレビ
起きていても寝ていても
変わらない時の流れ
夜は朝に続き
そして、昼は穏やかに流れ
夕方から夜
夜には
朝を迎えられない魂が最後の火を燃やす

何故か
人は死ぬ
ごく当たり前に
ここでは、死が日常
人は何故か
朝を待たずに死ぬ
夜を恐れながら
何故か
午後と午前の合間の
曖昧な時だけが
安らぎ