さて、マスターズ
フィルの話題が聞かれないのが残念でもあり、出る話題はタイガー、マキロイ、バッバなわけ。ふと思った、欧米のプロ達の多くは学生からプロに来る。
フアゥラーがスクールカラーのオレンジで最終日を戦うのも、カレッジライフが彼らに影響しているからに他ならない。
人生があり、家族があり、ゴルフがある。
とても素敵なことだと思う。
一方で我が国は奨学金の制度等も違うのだけれど、子供がそのままプロになる。
人生があり家族があり、ゴルフがある以前に、ゴルフがある。脇目も振らずクラブたけ振る。
ゴルフが上手い強い、かもしれないが
人間的に成熟してるか?大人か?
そのことを無視してするゴルフってどうなんだろう。
ゴルフだけのたたき上げが、ゴルフ以外も成熟した大人のプレーヤーに絶えず勝つか? そう考えた時
日本のツアーがサーカスや、旅劇団の一座の興行に見えてくる。
カレッジライフで、ゴルフ以外の自分を見つめ、別の分野を学んだ上でゴルフも頑張った。彼らアメリカを中心にした今のプロ達は日本のそれとは大きく違う気がする。
倉本さんは、カレッジ上がりの雰囲気があった。羽川豊にもそれを感じた。丸山もそう感じるのに、今の男女の日本ツアーは、昔に逆戻りを感じてしまう。
その道を極めるためには
それ以外の道も知らねば
余裕のない生き方になる。
勉強ばかりじゃない
カレッジライフから
得るものはとても大きい。
そう思う。