この水準をみると
ずいぶん円安が進んだと思わざる得ない
けれど、少し前の為替水準にあっては、このレートはノーマルなものだった。
長期トレンドが緩やかに、しかしながら確実に円高なのを証明する。
これは、円が固定レートを離れた時からの一貫して変わらないトレンドだ。
中期的なドルロングは極端に言えば逆張りそのものであると認識も必要だ。
仮にこの円安がどこまでと考えれば120円があってもおかしくない反面で、今度の円高はさらに異次元の領域に入り込む可能性は高い。
転換するかに思えたトレンドが、もう一段の円安展開を示したことは俄かに想像の外だった。
まして、米国の材料があれほどの好転を示しても反応が鈍かった昨年に比べて、今の状態は材料がどうあれドルを買う動きが顕著だ。
ここを紐解くことが出来ていないため、動けないでいる。