相場は常に変動する。
トレンドを把握することが大切なのはもちろんなのだけれど、ちょいと考えてみる。
今は数年タームで動くトレンドでいえば、ドル円は円安傾向にある。今回のトレンドは全体で3年は続くとみているので、年末までは変わらないと思う。
これは、数年タームの動き。
1年で転換することもあれば、4年も変わらない場合もあり得る。
そして、もっと長期に見れば、トレンドは転換することなく常に円高が続いている。
戦後、このトレンドが変わったことなど、ただの一度もない。変動相場になってから変わらない。
だから、僕らが捉えているトレンドは少なくても数年タームやりも、短期のものになる。
この前の円高局面では100円を割れてから、70円だいが見える展開をした。
転換して戻しても105までの展開で、ここに突き抜けられない天井があった。
さらに、ここ半年は100円を下抜けることもなければ103円を突き抜けることもなくなった。動きの中心は101-102
安定してる?
変動を常とするレートが安定しているという状態は実は極めて不健康な状態だと思う。
安定して方向性がない。
踊り場と言う表現を聞くが
そうだとしたら、この踊り場の広さは強大だ。
トレンドに話を戻す。
この停滞が半年一年と続いた時に、一つの仮説が生まれる。
相場にトレンドが発生していない状態という新たなカテゴリーが出てきたのではないかと。

やれやれだ