これって、単純で根深い問題がある。
官僚機構が課題解決能力以前に、責任回避能力に長けた人材を必要としている現実に有る。何かが起きると解決より先に、権限より先に責任だけが移譲される。
その責任は官僚機構の上部から下層へ、下層から民間上層へと移譲される。
となると、民間上層へも同じタイプの経営者が求められる。
逆流して食って掛かる人材は困る。
あんな、ドラマの人間は残りっこない。
ということなんだと思う。

だから、企業内も同じ空気になる。

だから、その系譜の中に居ない
業界や企業の人間には、異次元の感覚だ。

彼らと会話するには
同じ日本語でも
違う概念が求められる

火が出たら
まず逃げて、逃げたもの同士が
消火より責任追及を先に始めるんだ。
だから、誰も救えない。

これが、日本経済の実態だもの。