日銀バズーカは1年間の効力を持って、続く第二、第三の矢は失速気味だ。あ
第二の矢に関しては、政権はやるべきことはやった。
それは認める。
けれど、やったことはやったが日本経済の現状をリサーチすることなく、既得権益の力学が優先した結果として、受け皿がそれを吸収し切れなかった。
第三の矢は皮肉にも、一部企業の旧態依然とした企業に利益はもたらしたが、国家的には債務成長戦略に他ならないものであり、さらに悪いことにそのツケは広く浅く国民にのしかかる。
ボロが出るなら、予算決める前にボロを出すべきなのに、消費税上げる前にボロ出すべきなのに。
もしかすると、ここまで持ちこたえる想定だったのかとも思う。

ただ、アベノミクス不発でも、円高に振れるかと言えば、ここは危険なことに、そうとは限らない。
円安、株安、物価高になる可能性を仮設視しておくことも必要か。
円安によるコストインフレ、税負担増、で実質物価は上昇なのに日本人の賃金は横ばい。生産拠点は新興国なので雇用問題深刻化する。
企業は販売も生産も本邦を見捨てる。
スタグフレーションが表面化。
株安なのに、株価を落とさないで、最高益を更新する一部の御用大企業。

こんな日本に貴方は住める。