2012年5月 都内の自分の部屋で彼はキーボードに向かっている。
フィレンツェの天使は悪戯が好き
そんな風に彼はふと、思った。
もしかしたら、情熱と冷静の間にも関係してる天使君じゃないかと。
そんな風に感じていた。
思わず、笑いたくなった。
もう、随分昔の話だ。
それにしても、天使は随分とやんちゃな悪戯を仕掛けてくれたものだと思う。
あの出来事は、彼の人生をあらぬ方向へと変えた。
良い悪いでいえば、後悔かもしれない。でも、彼はきっとあそこで後悔の無い道に行っても、必ず違う後悔をしたに違いない。
彼は、だからこの今の自分が物語としてこれを書いているのかもしれない。
ま、ただあまりにも不思議な3日間だった。

さて、物語をフィレンツェに戻そうかな。



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