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世間ではよく言われている言葉

これは嘘だと、僕は今宵感じたんだ


男は昔の恋人をいつまでも引きずり

女は昔の男を忘れる そして拒絶する


ドライなのは女


確かに表面上はそのとうり

でも、違う 本質はまるでちがう


男なんてもんは、とても理不尽なものだ


女性と食事を楽しみワインを飲んだとする

嫌味にはならない、けれど解っているという事だけは漂わせ

ゲームとしては楽しい


そして、ワインの知識をひけらかす他人を横目に

なんてうざいんだ・・・・ と思っている。


上手い不味いで飲めない酒なんて 味は好きでも面倒でならない

ワインとはどこか矛盾の塊だと思ってしまう


それなら、いっそ面倒の無い酒が好き

ボンビー なら ゴードン それよりも ビーフイーターズでいい

デカイ 氷の塊にグラスさえあれば

夏の深夜なんか これだけで いい 女も要らん


男が昔の女を引きずるなんてのは、恋しい 愛しい なんて事よりも

久しぶりに抱きたい だけ そんなもんさ

でも、自分の気持ちに素直になれない男は皆、自分自身が女々しいのだと勘違いする。


試しに、再開のラブアフェアーを経れば解る、気持ちは彼女から離れたあの時のまま


何も引きづったりなんてしていない、現在進行形の欲望が満たされればいいだけだ。


女 はドライなのは これは想像の域を出ない

なぜなら、俺には分からない 女心というものの難解さはね


でも、ドライでクールにしていなければ、綺麗にならない染みみたいなものがあるのでは??


男には、その染みなんてものが初めから着いちゃいないのだから。


そう考えれば、よく言われる言葉よりも


男は身勝手だという事実に突き当たる


それ以上でも それ以下でもない


あ ワインのあれこれを真っ赤な顔で熱弁する 男は 違う人種かもしれないけれど




今宵 素敵な女の瞳に乾杯だ