消費税増税はやるべきことだと私は前から言っている。
ただ、タイミングが問題
これはひとえに政治が悪すぎる
役人の皮膚感覚が無さすぎる
今なら復興にかこつけて、法案を可決できると見込んでいるのは政治家より役人じゃないか。
違う

いまやるべきは、復興の道筋を示す
建設国債でもいい、最低限のインフラ再構築にはこれでいい。
赤字国債の増発、やればいい数年勝負の復興のことだからやればいい。
将来に負担を持ち越す事になるなら、増税でと言うが同じことだ。

なぜなら、今の現役世代は過去の付けを回されてこうなっている。
今の現役世代が、過去の債務を押し付けられたうえで、未来には債務持越が出来ないとしたら無理が祟る。

今なら、国債を発行しても金利上昇懸念が少ない。
インフレになる恐れも正直言えば無いに等しい。

ハイパーインフレの懸念を言う学者もいるが、それは妄想だと思う。
銀行と、政府のもたれあいの中で持ち合う国債だ恐れるにたらない。
むしろ、この大事な時期に打つ手を失い、国際的信用を失墜させれば日本は立ち直れない。

それを、政府は解っているとは到底思えない。

・被災者保護と生活の保障(ばらまきでない、働いて立ち直る制度)
・公共事業としてできる復興は前出してでもやる
・東電は早急の国営化
・自動車産業(それも特定企業)の露骨な保護は見苦しい
・一次産業や労組の票ばかりを数えない 政治
・官僚制度の見直し
・地方政策の見直し

やるべきことは見えている