通貨統合の光と影は思わぬ方向へと道程を辿る事になった。勿論今までの道筋も決して安定的とはいえずにきてはいるのだけれど…
工業 農業 観光 主たる産業が異なり、かつ旧社会主義体制を急激に民主化し、資本主義の洗礼を受けた国まである。
そんな中でギリシャに端を発した危機。
本当に危機なのか疑問も残る。
ギリシャの体制は常にバランスの微妙な中で続いてきた。むしろ、彼らなりの曖昧な中の均衡を調整する機構があった。それをユーロ標準の制度に習い強行した事が、本来の危機回避システムを機能不全にしたんだと言えまいか。
北の方の制度に従わせ結果だ…