組閣は大変だ

兼務の方も多いのは、それだけ課題が多いからか

おのず、課題のプライオリティーも発生する。

そんな中で・・・・・・


拉致問題は国家安全保障に関わる重要な問題と認識しつつ

拉致された方、ご本人の苦痛と、残されたご家族の気持ちを考えると、想像できない苦痛と心痛の連続だったと思う。国は国民の生活が脅かされないようにする義務を負う。

ましては、加害者が他国家そのものであれば、公な場で、責任問題の議論をすべきである。

国交が無いのであれば、国際的な枠組みと第3の機関によりフェアな対応を求めるべきだと思う。


民間人が巻き込まれているこの問題を外交交渉のカードにするなどは愚の骨頂であるが、逆にこの問題を早期に解決するために、別の外交カードを切る必要があるならばそうするべきで、被害者の年齢や家族の年齢を鑑みても、この問題は先送るべきでなく、短期集中協議により決着すべきだと思う。


なぜなら、短期決着をしない事で発生するデメリツトが多すぎるからだ。

なぜなら、言葉は悪いがこの問題は、被害者と家族に限定される問題ではない。

家族が拉致された 気の毒だ・・・ という類の報道が事を湾曲させる

ご家族が気の毒なのは間違いないが、もつと大切なのは日本国民の人権が他国により踏みにじられている事実なのだ。被害家族と加害者国と言う問題ではなく、外交と国家安全保障上の一大事なのだ。


このことを、今一度考え直す必要がある。

これは被害者本人と家族の問題に転化させては絶対にならない。

国の問題なのだから。

国家が問題解決をする事により、被害者のためにもなるのだから。