アマチュア競技者は、純粋にゴルフを心から楽しみたい。例え物凄い努力を重ねたとしても、それは何ら変わることなくだ。最近では全日本アマなどを見ると、プロになるための登竜門みたいになっていて、ジュニア掛け持ち組がタイトルをかけて競いあう。皆実力者で中にはツアープロコーチを従えてのラウンドと言う選手もいる。好きじゃない、物凄く嫌だ。QTとかならば解るし、プロを目指す事は素敵な事だと思うし、プロ競技は別次元で素晴らしい。ただ、アマチュア競技者はそれとは違うゴルフがあり、それはそれで美しく素晴らしい。ミッドアマがそれに近いかもしれない。アマチュアはどんなに辛い練習をしても、競技で辛い戦いになっても目的は報酬ではない。ゴルフ以外で金を稼ぎ、ゴルフのために使う。自分自身の喜び、自分だけの価値観。だからこそのアマチュア競技者だけが得る大切なものがある。だからこそ、その大切な場所に違う目的が入り込んでいる事が悲しい気がする。あくまで入り口と考えないで欲しい。かってボビージョーンズが抱いた夢や、アマを通した偉大なゴルファー達の思いを大切にする場所があるべきだと思う。ローアマという表現も大嫌いだ。同じコース 同じ条件で戦うなら、そこには敗者と勝者しかいない。それでいい。