自然界には通常では存在しないはずの、高濃度の放射性ヨウ素、セシウム、プルトニウムそんあ物質が飛散して、程度のさこそあれ人体に何らかの影響をひきおこす可能性が０ゼロじゃないとしたら。
そして、それを撒き散らしたのが一民間企業だったとしたら・・・・
その原因がたとえ地震であれ、津波であっても、何の罪も無い人々が通常では浴びない放射線を浴び、放射線が通常値よりも高い地域での生活を余儀なくされているとしたら。
今を生きる人々、次世代を生きる人々、ころから生まれてくる命、その総てに何らかの影響を与えるとしたら。
その責任は重い。
人体に直ちに影響を与えるレベルではないと偉そうに断言する者が居る。
本末転倒である。
直ちに影響があろうと、なかろうと通常ではあり得ない、汚染をさせた事態を重く見てくれねばならぬ。
少なからず、業務上の過失があるはずで、天災地変動乱で即免責事項だなんてあり得ない。
たとえ免責であっても、汚染を取り除く義務を負うべきであり、弁済補償が非難エリアや一定の農産品や海産物当に限定されるべきでもない。
つまりは、近隣住民はじめ都民神奈川 埼玉 等にも影響が無いわけではなく、それでも皆
停電に耐え、節電に協力し、事によれば電気料金値上げも飲まねばならない。
こんなことをしておいて、一端に大企業面する 東京電力 と言うのは何なんだ。
政府も政府 ここが法治国家である以上は、きちんとした責任の追及をするべきだろう。
なぜなら、多くの国民は過去、原発に 賛成も反対も表明することも出来ないままに
今回の原発の起こした問題に直面しているのだから。
もっと 怒っていいのではないだろうか
もっとヒステリックニなってもいいのではないか
ただし、近隣住民は冷静になる必要もある
厳しい言い方をすれば
原発リスクを保証金 補助金として 既に長年受けていたという事は
補助金 保証金が払われていたという事は、どういうことか
補償、つまりそういうリスクが無くは無いという事だ
想定されるリスクが現実になった リスクの存在は継続してあったのだから
本当の被害者は、生産コストと、それとは直接関係の無い住民補償のコストを電力料金に上乗せ
され、支払い続けていた人々ではないのか。
よく、福島の電力を消費していた都民に批判がくる
これは、まったくのお門違い
別に○○産の電気だと選んで買っいた訳はないのだから。
まして、都内に原発作ろうと言う議論すらない
生活者には、生産地域はもとより水力 火力 原子力など選んで使うわけでもない。
『金で黙らせる』 そんなエネルギー政策が所詮は破綻するのだという事だと思う。
もし、その金が無いと暮らせないというのは、自治体にしても、個人にしても健康では無いし、
ましてや、その費用が電力料金に絶えず乗じられて来たとしたら、その産業もまた健康ではない。
日本はこのタイミングできちんと考える必要が着ている。
基地問題も、思いやり予算も同じで、金はもはや万能ではないのだから。