ニュース速報に円/ドルレートが伝えられたのは記憶が無い。

今日はそれがテレビ画面に踊った。

海外市場で82円台を割った・・・・

速報は近年プライオリティのあまり高くないニュースでも流れる気がする。

過去は、それこそ重大ニュースしか流れなかったと記憶しているが如何なものか。

為替をそれほどまでに真剣に捕らえる必要のある人間は絶えずウォッチしているだろうし

そうでない一般生活者にはある意味では火急な用件ではない。

為替をことさら国の重要課題にするのも如何なものだろうか。

何かもっと問題視しなければならない問題を埋没させるためのような気がしてならない。


産業界の声に耳を傾ける形の介入は、その効果を限定的に短期間発揮して元に戻った。

今はさらなる円高に振れて

ここで利益をえたのは、短期の投機筋くらいではないだろうか

日銀は為替の直接介入は効果が限定的で、諸外国とのコンセンサスがとれないと言っていた。

それを、政府主導で介入させた結果がこれなのだろうか。

前回は介入を行い、それよりも円高が進んだ今回はどうだ


何度言って聞かせても解らないから効果が限定的だという証拠を示すための介入だったのなら理解できる。


もはやマーケットは独自の判断で動き続けている、ある意味で自然だ。

けれど、投資から投機が目立つナーケットには健全とは言えない。


現実は 健全とは言えないマーケットが何よりの現実である。