テレビでは評論家・学者と所謂先生と呼ばれる方々が日々持論を展開して視聴者を一喜一憂させる。
彼らにも、メディアにも考えがあっっての事だから何も言いたくは無いけれど、一言だけそれでも言わせていただければだ・・・・
「そんなに先が読めるなら 実務で飯食えば今よりも遥かに稼げるのではないだろか????」
である!
専門知識は本来は世のため人のために活用するのが社会への還元であり存在価値だと思うのだけれど。
この所、評論家の先生も学者の先生も、さらにはジャーナリズムも違う方向に活動の触手を伸ばしている。
こんな事だから、この国の経済も政治も文化も先細るのだと痛感した次第だ。

日銀は 量的緩和を実質0金利戦略で株を押し上げる事に成功した
一方で為替相場は、介入前の状況よりも円高が進行した。
これは、マーケットが本邦内株式市場と国際舞台が取引の中核をしめる為替の異なる部分だろうが・・・・
株価は企業お業績とその企業が置かれる業界などの材料により変動する。
一方で為替は、その単独通貨の環境だけではなく相対的な環境がより重い。
よって1国の思惑や政策だけでは動かないものなのかもしれない。
他方で、情報に敏感な為替の市場で、今回の日銀の緩和策が響かないのはなぜか、これは単純に日銀がマーケット全体に与える影響力は想定の範囲内と評価されているからに他ならない。

さる評論家は、近い将来 1ドル⇒50円の時代が来ると言い
また他の評論家は、為替の企業収益への影響は長期的に見れば無関係だと言い放った。
この情報を信じて今日 手持ちのドル資金を手放した人は居るのだろうか?
50円への更なる円高を恐れて、売りに走る人が、あの報道で増えたとしたら
情報は恐ろしいとつくずく感じた

まさか、昨夜からの更なる円高がこの影響とは勿論思わないけれど
極東の島国の通貨が 強力に値を上げる
支持率のさがる政権とは反比例
外交上の緊張は 国会内には見られない

まあ バラエティと法廷での出来事と国会と懐かしの歌謡曲は
扱いのレベルで言えば 大した違いのない この国のメディア

ため息