以前、社内報創刊に関する記事で
社内報のタイトルのことを述べさせていただきました

その際に、

---引用してのまとめ---
誌名がどんなものになろうと良し悪しはないが、
これからの記事や誌面をある程度制限するものになる

「誌名は目指す社内報の本質を大きくぶれなければなんでもいい!」
---引用まとめおわり---


などと書いております、はい
この結論に、大きく異を唱えはしませんが・・・
ちょっと補足したいなと思い、
改めて社内報の誌名について思うとこを書いてみたいと思います

まずですね
大多数の社内報の誌名は
こう言っちゃなんですが

中庸であろう

という選択に落ち着きます
なぜなら、一般的に社内報は
誌面や記事内容の先進性などでの挑戦の場ではないからです

・理念を浸透しよう
・職場のコミュニケーションに一石を投じよう
・コンプライアンスの意識を高めよう
・全国のいろいろなところで働く従業員を紹介し仲間意識を高めよう


そんな目的をもった社内報であれば、その誌面に
何も奇抜なアイデアや、極端に目を引くデザイン、実験的な記事は
必要ありません

よって、誌名も『スマイル』でも『ハーモニー』でもいいのです
社名そのままの名前でも全然OK
中庸バンザイ! むしろそのほうが適しているといってもいいでしょう

この場合重要なのは、発行目的を実現していくための制作プラン、内容です
社内の現状と照らしあわせ、社内報でできうる改革、啓発、意識の共有を
いかに果たしていくか、これこそが最大のミッションです

なので、
意識付けのために名前を公募する
最大公約数的な名前を選ぶ

こんな感じでいいんです

ではそうでない場合

つまり、社内報の発行そのものが挑戦である場合

これは名前は「わりとどうでもいい」どころではなくなります

・今までにない新しい風土を醸成させていく!
・社内報の制作に従業員一人ひとりの参画を促してく!
・社内のブランディングの重要なツールとして活用していく!
などなど


社内報の位置づけが、中庸なポジションをそもそも許さない・・・
こんな場合は、名前はとても大事になります

発行目的を直接的に類推させるようなもののほうがいいでしょう
ケースにもよりますが、力強いほうがいいかもしれません
公募はむしろしないほうがいいでしょう
発行目的を深く理解した人たちだけの話し合いのほうが有効でしょう

よって前回の結論に以下のことを付け加えさせてください

社内報の発行目的が大きく、それ自体が挑戦そのものであるならば、
社内報の誌名は、目的そのものを端的に示すようなものが良い


曲り道はいらないってことです
直線のほうが早く届きます
情報は早さが命! 誌名もそれに同じということです!!


最近、特にここ数年・・・
社内報の存在意義、発行目的が
こうした力強いものにシフトしている傾向が顕著です

社内報の創刊に関する記事の中で
誌名に触れたのが一昨年の夏
その頃から比べると、社内報のトレンドはかなり変わりましたね・・・

「こういう社内報をやりたいんだ!!」といった
“熱”のある要望が確実に増えています

社内報のプロとしてはまさに“腕が鳴る”シチュエーションです
あたらしいものを創れる、ってのはいつでもワクワクしますよね
巻き込む力もガンガン起こってくるように思えます

そういう仕事にいつでも巻き込まれたい今日この頃
Tは皆さんの熱い想いを応援します

次号もいい物を作りましょう!!


今日も読んでくださってありがとうございました

新人紹介について書くって言ってたのに、ついこっちを書いちゃました
次回はちゃんと、新人紹介の続編を書きたいと思います!

応援もよろしくお願いします

ちょっとだけ更新がマメになります♪

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