コンセプトも決まった
業者も決まった
協力者などの体制もなんとかなった

はい、やっと制作のお話になってきます

まず最初に決めるべきもの
それが、社内報の名前、誌名です

創刊ならではの、必ず通るステップですね

社内報のイメージを大きく形作る、まあまあ重要なものになります
ただ、いきなり誌名といってもイメージしにくいかもしれませんね。

ここでちょっと、他社事例を分類してどんなつけかたがあるのか見てみましょう

社名がそのまま入るパターン
パナソニック 『月刊pana』
コニカミノルタホールディングス 『KONICA MINOLTA』
りそなホールディングス 『りそな』
豊田通商 『Toyotsu News』
セブン&アイ・ホールディングス 『セブン&アイ』
大日本印刷 『DNP Family』
江崎グリコ 『The GLICO』

企業ロゴやイメージなどがベースになったパターン
リクルート 『かもめ』
住友林業 『樹海』
佐川急便 『HIKYAKU』
パナソニックエナジー社 『Energy』
日本航空 『SORA』

言葉のイメージを軸にしたパターン
アイシン精機 『びー・うぃず』
帝国データバンク 『WAVE』
サントリーホールディングス 『まど』
ファンケル 『はぁもにぃ』
パナソニックホームアプライアンス社「Harmony」
そのほか多くの会社  『SMILE』 (エビデンスはないですが、たぶん社内報誌名人気NO.1です)

その他 
大日本住友製薬 『グリーン・プリズム』
日立システムアンドサービス 『MAKE YOUR STAGE』
アサヒビール 『コミュニケーションマガジン A』 (社名といえなくもない)
三井不動産レジデンシャル 『こちらのレジで』 (社名といえなくもない)
凸版印刷 『CONVEX』
ミツカングループ本社 『WIZ』(ウィッツ)

以上、ざっと挙げてみました。
この分類は、必ずしも正確ではないし、他の見方もあるかもしれません。
が、ともかくまあ、いろいろなつけ方があるんだ、ということをまずご理解ください

ただ、やっぱり企業のイメージは誌名にも出ますね
重厚な会社は、社名が入った誌名が多いですし、
女性が多い会社はちょっとひねった誌名が多かったりする。
歴史がある社内報のほうはオーソドックスですし、
最近発刊されたものはちょっとしゃれてたりする。(JALの『SORA』なんかそうですね。2006年発行)

このあたり、良し悪しでどうこうというポイントではありません
ですが、ここでついた誌名は、
今後の記事の幅をある程度制限するものになることは書きとめておきます。

なんで「ある程度」なのかといいますと
社長の直筆で『誠実』なんてロゴが入った社内報に

5年目社員が語る、ぶっちゃけ対談
~あんときは辛かった だから成長できたんだけど~

なんてタイトルの特集はちょっとないですよね
そういう方向づけが「ある程度」されるということです

最初にまあまあ重要、とあえて「まあまあ」と付けさせていただいた理由は
このあたりからきています

今回の結論としては、
「誌名は目指す社内報の本質を大きくぶれなければなんでもいい!
という、あいまいなものです

ただ・・・・ただ・・・・
ひとつだけ、長いこと社内報制作のお手伝いをしてきた人間として
主観的な言い分がありまして・・・それは

ワクワク感がほしい!!
です

理由は読み手も創り手も楽しいから!です

このワクワク感(後日長い時間をかけて解説予定)というのは、
私が提唱する、社内報制作のキーワードでもあります

でも、これが誌名にがんがんにあふれている必要はないので、これ以上の言及はしないでおきます

次回、この誌名の効果的につける方法をお話をしたいと思います
今回は、ちょっと客観的なお話でしたが、次回は、かなーり主観的なマイオピニオンを
語ります!

よろしくお願いいたします

読んでくださってありがとうございました!!



補足!
社内報のタイトルに関する記事を、2014年の1月に再投稿しました
本記事の続編として読んでいただけたら嬉しいです → コチラ



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