スキル | えちぜんりょうたのブログ『姿勢道は人間道』

えちぜんりょうたのブログ『姿勢道は人間道』

カラダの使い方を通して原理・原則を学び、それをもって物事を考え、歪まない在り方・生き方を模索するための日記。

一夜…

二夜か

明け

さらにその凄さが広まった!

かと思いきや

意外にも

どこがポイントで

どんなスキルかわからないもんだから

早く終わったこと

完勝だったこと

以外触れられないみたいで

話しが膨らまないようなんで

説明します



先日の

ボクシングWBCバンタム級タイトルマッチ



チャンピオンの1R160秒決着は

久々に

スカッとする

強さを見せつけたパフォーマンスでした





最後は

サウスポーのチャンピオンの左が

挑戦者を捉え

立てなくしたわけですが…



挑戦者は

『左が見えなかった』

と言っていました





見えなかったって⁈

あまりにも速くて見えなかったのかー

・・・

違います



見えなかったなんて…

実は挑戦者下手っぴなんじゃないか⁈

・・・

違います



実は

本当に見えなくなるんです



その理屈には

カラダの正しい使い方が

ベースにあります



チャンピオンはレフティです

右足前の半身で構え

リードブローは右

ストレートは左で打ち込みます



一般的に

リードブローは

腰を使わず力を入れずに打つパンチ

とうたわれています



しかし

チャンピオンのリードブローは

ホントのリードブローで

ホントのリードブローとは…

『フックやストレートほどには腰を使わず力をあまり入れずに放つパンチのこと~wikiより~』

とあるんですが

ポイントは

腰なんです



人間の動作の最初の動き…

初動は

例外を除いて

動かしたい方向と逆の方向への動きです



例えば

手を前に出している状態から

前に伸ばしたければ

肩甲骨内転

が初動と言うことになります



腕を伸ばすということは

肩甲骨は外転するわけなんです





その外転をする

伸ばす動きをとるには

一度内転が入ってから…

外転していくわけなのです



ここの部分の解釈の仕方で

チャンピオンの真の力を

図り間違えてしまいかねないんですよ



チャンピオンは

身体の使い方が

非常に正しい



構え方の基本(変にカラダを曲げず前後重心が50/50になるように姿勢を取り力を抜き重心を落とし軽く腕を曲げる)や

距離の取り方の基本(一歩踏み込まなければ当たらない距離に保ち視野を広く取り感覚の目で相手の意識を見ている)が

なんとなく形でやってますではなく

理に適った仕上がりをしている



そんな構えから出されるリードブローも

きちんと腰が入っています



解釈の仕方とは

リードブローを打つ時の『腰』は

ストレートやフック“ほど”

使わないだけで

実は

"使って打つ"

のが正しい解釈の仕方で

身体の正しい使い方でも

捻りが入る動作は

必ず腰から動くのが基本

だと言うことを

わかっているかどうかと言うことです



リードブローも

腰捻転を逆方向に取ってから(これが初動)

打つのが正しいのです



そうすると

単なる当てるリードブローにはならず

打力を秘めたリードブローになる



相手に少なからずダメージを与える一打になるのです



チャンピオンは

このようなリードブローを打ちます



挑戦者は

フィニッシュ前の

右リードブローで

ガード態勢と打力による圧力から

身体を大きく傾けています



あの姿勢を

一連の中で

必要なアクションと取るか⁈

取らざるを得なかったと取るか⁈

言い換えれば

チャンピオンが仕向けたか

自然になったか

でフィニッシュの表現の仕方が違ってきますね



おそらくチャンピオンは

計算でなくとも

間違いなくあの機会を作りました



あの右リードブローを打ち込むことで

態勢を歪ませ

・・・ここポイントです・・・

相手に左ストレートの出処を見えなくさせた…

だから挑戦者は見えなかったと言っているわけです



チャンピオンのような

正しい打ち方をすれば

右リードブローに対し左半身は

しっかり後方に引かれ

肩甲骨は内転し

拳を始め肩腕全体が

態勢が崩れた挑戦者から見て

チャンピオンの左後方に

隠れて見えなくなってしまうのです



チャンピオンは

右を打った後

繋いで左を打ち込むのは

もはや計算ではなく自然な流れです



互いに起き上がった姿勢で

素直に右→左なんて動かしても

当たり前のように見切られてしまう

ガードもしっかり取られてしまうでしょう



しかし

チャンピオンのように

当てるだけではなく

しっかりプレッシャーを与え

態勢を崩させるリードブローを当てれば

自然に打ち出される左が

神の左となって打ち出されるのです



大切なこと

それは

基本通りにやること

です



手の伸ばし方

その時の姿勢



捻じり動作の取り方

その練習と鍛錬



闘う上で必要な攻防の戦略

そのイメージの仕方



これらが

神の左

を生み出している材料です



だから

同じようにやれば

同じように出来ると言うことなんですよ



こう言ってしまうと

チャンピオンの凄さが減ってしまうように感じてしまいますが

ホンモノの強さは

特別な

神がかり的なものではない

と言うことなんですよ



しかし

あれだけ

きっちりカラダ使いこなして

絵に描いたようなフィニッシュを作れると言うのは

なんともはや

感嘆の一語につきますね

ホント素晴らしい












iPhoneからの投稿