ふだん、どんなに急いで歩いているかは、
きものを着た日にふとわかる。
食べ方だとか、座ったときの姿勢とか、
小さな仕草のひとつひとつが、少し丁寧になっていく。
そう、これはきっと、生き方が見えてしまう服。
いくら若くて美しくても、
しっくり馴染むとは限らないし、
逆に、どうしてもかなわない80歳のおばあさまもいる。
それが、なぜかうれしい。
きものがもっと似合うようになるために、
もっときちんと生きようと思った。


長沼静きもの学院【着付教室】 雑誌
こやま淳子


今までの人生で、きもの着たのは2回。
七五三(ってカウントしていいのかな?)と成人式。浴衣も3回ぐらいあるけど。
きもの着るとなぜか「しゃん」となった気になる。なぜでしょう?
いつもより背筋がピンとなる感じ。
「生き方が見えてしまう服」はーなるほどー。
そして終わりの「もっときちんと生きようと思った。」
ストーンときれいに終わる感じ。
やっぱりプロのコピーライターってすごいなー!