くつくつ、くつくつ、と鍋が鳴る。
大根に色がつくまでもうすこし、あの人と交わした会話をふりかえる。
あんな言い方して悪かったかな。
でも、間違ったことはひとつも言ってなかったよね、きっと。
昆布のだしがしみこむほどに、気持ちがすこしずつ、すこしずつ、ほぐれてくる。
鍋に温められたやわらかな匂いが台所にゆっくり満ちてくる。
やっぱり謝ろうか。謝らない。
迷っていると、いつのまにかあの人が後ろにいた。
ごめんねの気持ちをこめて、そっと皿を差し出した。


ヤマサ醤油【食品】 雑誌


宣伝会議をやらねばと思い、自分に甘えてブログ更新をサボってしまった。
あかーーーーーん。まだまだ自分にあまーーーーーい。
宣伝会議の和食のコピーの課題があったので、このヤマサ醤油を選んでしまった。
この「何度も読みたい広告コピー」を読んで初めて知ったこのコピーとキャッチ。
好きなんです。描写がうまくて、共感できる。
女性ならみんな思ったことがあるのではないでしょうか?
このコピーを読むと「あの時の自分」を思い出す。
まさに共通の記憶。
みんが「あーあるある」って思うことなんだけど、よくあるコピーじゃんって思わないのがすごい。
いやー好きだなー!