図の出典:男性が気にする女性のパーツ
出典:「産業カウンセリング」第6版p212
非言語的行動は、意識的にコントロールしにくく、
無意識にホンネを表出してしまうので、
相手の内的状況を知る手がかりとして活用できる。
また、自分の非言語的行動を上手に使えば、
相手に自分の意図する影響や印象を与えることができる。
1.身体の姿勢が表すこころの状態
①会話への興味
椅子に座っている場合、
会話内容に興味あり・・・上体を前に傾ける。両足を後ろに引く。
興味なし・・・頭を下げる、頭を片方に傾ける、片手で頭を支える
顔をそむける、後ろにもたれかかる、両足を延ばす
②好悪感情
嫌いな相手・・・手を腰に当て、肘を張る、横向きになる
③地位関係(力関係)
高地位者・・・頭を上げる、横にもたれる、後ろにもたれる、足を延ばす
足を組む、腕を組む・・・など弛緩した姿勢。
低地位者・・・頭を下げる、身体をまっすぐに保つ、身体を前に傾ける
足をまげて両足をそろえる、腕を組まず手をひざの上におく
・・・など、緊張した姿勢。
2.主張や説得の場面に活かす非言語的行動
アサーション(主張的行動)を意図する場合、
以下の非言語的行動を活用すると効果的である。
1.空間行動
①動き → 相手に近づく
②対人距離 → 軽く両腕を広げたくらいの距離をとる
2.身体動作
①身体の位置 → 相手の正面、または斜め前に位置する
②身体の向き → 基本的に相手に向ける
③身体の姿勢 → リラックスしつつ、軽い前傾姿勢をとる
④表情 → 話の内容とマッチした表情
⑤視線 → 聴き手として、相手の顔から視線を外さない。
話し手として、話の切れ目で相手を見る。
⑥手の動き → 聴き手として、余分な動きをしない。
話し手として、滑らかに動かす。
3.準言語
①声の大きさ → 普通の会話より大きめにする
②声の高さ → 安定させる、声が裏返らない
③流暢さ → 滑らかに話す
④沈黙と間(ま) → 相手の言動にすぐに反応せず、適度な間を置く。
参照サイト:就労移行支援事業所「スイッチ・新所沢」https://switch01.amebaownd.com/