台風や季節の変わり目によく変調をきたす自律神経失調症の辛さとは?

 数ヶ月前に、50歳くらいの女性の方とお話しをする機会がありました。
 
そのかたは、40歳半ば頃から体調の変化が激しく調子が悪くなったそうです。
 
数カ所の病院には通ったらしいのですが、
一向によくならず、
どこの病院もはっきりした原因がわからず、
 
自律神経失調症と診断されているそうです。
 
 
多くの場合、病院で40歳から50歳くらいの方で原因がわからず体調に変調をきたす方は、
 
ほとんど、『自律神経失調症』と診断されるそうです。
 
 
でも、多くの場合、原因がはっきりしないのですから、
 
自律神経失調症というのは、原因ではなく、症状でしかないです。
 
ということは、薬や治療法といっても、
 
症状に対する 対処療法 しかできません。
 
 
完治するということは難しく、
年齢的に時期が来ると収まるかのように言われて納得できずに悩んでいる方が多くいるのです。
 

 自律神経失調症とは?そしてその治療法としてよく使われている自律訓練法とは?

その時わたしは、その方に、自律神経というのはどういうものか簡単に説明しました。
 
 
自律神経とは、脳から指令を受けて全身の臓器や筋肉の働きを調整する神経であって、
交感神経と副交感神経の二つの神経でバランスを取っています。
ということは、自分自身の意志や努力でどうこうできるものではないということです。
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昼間や活動時には、『交感神経』が働いて、
全身をいい意味で緊張させ活発に活動しやすくさせるものです。
 
そして、しかし、ずっと緊張させ活発に働き続けると身体がもたないので
安静時や夜に『副交感神経』が働いて
全身をリラックスさせストレスや緊張を和らげてくれるのです。
 
この『交感神経』と『副交感神経』とのバランスが崩れると、
体調に変調をきたすのです。
 
そして、それが長引き、ひどくなると症状や辛さが限度を超えて
『うつ病の誘因』にもなっています。
 
自分の辛さや症状が人から見て、また外からわからないということほど、
本人に取って辛い苦しいことはありません。
 
そのような切実な悩みや苦しみをその女性から聞いたので、
わたしは、黙っていられなくなって
『自律訓練法』について説明しました。
 
そうすると、その方は、いますぐ始めたいと言われ、
背もたれのある椅子に座られました。
わたしは、相手が女性で、その方の家だったので、
 
その時間家におられたご主人にそばに付き添ってくださるようにお願いしました。
 
わたしが、一番緊張していたと思います。
ご主人がそばで見学されているということもあったからです。
 
まず、わたし自身が落ち着かなくては思い、
 
ちょっと5分くらい時間をくださいと言って
 
自分自身が簡単に自律訓練法で落ち着いて、
 
すぐにわたし自身、自己催眠状態に入り、
 
自分自身に自己暗示をかけ(落ち着くようにと、うまくいくということを自分自身にアファメーションをかけました。)
 
そうして、自律訓練法の簡単な説明をご夫婦にしました。
 
 
その後、ゆっくりとゆったりと20分くらいかけて
 
その女性に自律訓練法と簡単な自律神経のバランスがとれて
 
気分が爽快である、気分が落ち着いているという暗示をかけました。
 

自律神経失調症の女性とご主人が一緒に自律訓練法を、学び始めて起こった変化は?

その後、彼女は気分爽快に気持ちよく覚醒して
すごく喜ろこばれました。
 
そして、ご主人も一緒に自律訓練法を体験したい
これから良かったら時々きてほしいと言われました。
 
そして、施術料はいくらくらい払ったらいいかとも聞かれました。
 
でも、施術料に関しては、お断りしました。
 
そして、しばらく通わしてもらうことになったのです。
 
それから3カ月くらいたちました。
 
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ご夫婦とも、
わたしが作成した 自律訓練法のMP3音声を 
聞いてくださっています。
 
なぜか、ご夫婦で一緒に行う習慣ができ
そして、なによりお二人とも気分が爽快になったと非常に喜んでおられます。

自律訓練法による自己催眠、自己暗示による潜在意識の活用によって変化したこと・・・ 

それだけではないのです。
そのお二人とも、
わたしほどではないのですが、
太っていることを悩んでおられました。
 
しかし、
いまでは、ダイエットも自己催眠を駆使し
めきめきと成果があらわれているそうです。
 
ご主人は、
最近、自分でもびっくりするくらい明るくなったこと
そして、プラス思考を習慣にすることができたことを
本当に喜んでおられます。
 
わたしにとっても最高の喜びです。
 
 
自律訓練法は、自律神経のバランスをよくするトレーニングでもあり、
 
自己催眠に有効な導入方法であり、自己改革のトレーニングでもあり、
 
夫婦で一緒におこなえば夫婦円満のトレーニングでもあります。
 
わたしが50年近く慣れ親しんだ『自律訓練法』は、
全身全霊をリラックスさせ落ち着いて身体中の力が抜け
気持ちよく最高に落ち着いている状態に導きます。
 
自律訓練法による目立った効果は質のよい睡眠にも現れます。
ですから、健康にとって重要な『睡眠』にも最高の好影響を与え、
精神的にこころにも『安らぎと平安』を与え、
 
本当の健康を回復させ維持させる一番の方法です。
 
ですから、自律神経失調症の治療にももちろん使われています。
 
そして、多くの場合、自律訓練法は自律神経失調症の治療のためだけにあるかのように思われたりしています。
 
しかし、自律訓練法が研究され医学的に確立されたのは、以下のような歴史があり、
いまでは、催眠法として医学や科学においても活用され、特に精神科において催眠療法として確立しているのです。
自律訓練法のやり方~動画を聞きながら確実に習得しましょう~
 

自律訓練法とは
ドイツの神経科医シュルツ(Schultz, J. H)が1920年代より催眠状態の科学的分析を基に考案し,
誰もが自分の力で練習することができるように体系化した心理生理的治療法,訓練法である.


シュルツは,催眠状態下では多くの人に,気持ちが落ちつく,腕や脚が重く温かくなるといった体験が生じる
ことにヒントを得て,逆に「気持ちが落ち着いている」,「両腕が重たい」,「両腕が温かい」と心の中で唱える手続
きを定期的に続けることによって自分自身で催眠状態と類似した心身の状態を作り出すことができることを発見した.


シュルツはこの研究をさらに進めて催眠状態下で生じる生理的変化に対応する言葉を複数抽出して公式として確立し,練習者が閉眼下で自分自身のペースで公式を繰り返す練習を通して段階的に心身の弛緩した状態を作 る 治 療 法,訓 練 法 と し て
「自 律 訓 練 法(AutogenicTraining:以下 AT)」を体系化した.


AT は医学領域を中心に普及・発展していったが,次第に学校教育の領域,産業の領域にまで拡大していった.
そして,治療法としてだけでなく,一般企業人のストレス緩和法としても活用されるようになっていった.
AT は正しいやり方で毎日継続的に練習を続ければ,殆どの人が習得可能である.
さらに,一度習得すればいつでも,どこでも,どんな状況でも(例:歩きながらでも)自分で練習ができ,効果を得ることができるため利用可能性が高いといえる.