今回ご紹介するのは、「学びを結果に変えるアウトプット大全」です。著者の樺沢紫苑先生は、月に20冊の読書をし、圧倒的なインプットをされている方ですが、「いくらインプットしてもちっとも成長していない」と感じたことがあるそうです。

 

それ以来、アウトプットを強化して学びを加速させ、インプットとアウトプットのバランスを整えました。その結果、素晴らしいアウトプットの人生を送り、人生を変えていった方です。

 

この本の冒頭にあるのは、「あなたが成長するためのカギは?」という質問です。たくさんインプットをしても、実は自己成長はできないのです。なぜなら、その情報を「使っていないから」使わないと、それは何の意味もないのです。

 

自分の身についた知識を使うことにより、人は自己成長ができるというのがこの本の主題になります。持っている情報や知識をきちんと利用することで、人は変われます。その経験を書いた「学びを結果に変えるアウトプット大全」をみていきましょう。

 

まず、インプットとアウトプットとは何なのかをみてみましょう。「インプット」は、入力のこと、すなわち「本を読む」「話を聞く」などの行為です。これに対し、「アウトプット」とは、インプットを出力することになります。

 

具体的には、「話す」「書く」「行動する」ことがこの本でいうアウトプットです。このアウトプットを上手にやる方法を80項目書いたのが、この本なわけです。そして、それによって自分の周りの現実世界を変えることが大切になります。

 

ここで1つ質問「月3冊読書する人」「月10冊読書する人」、どちらが成長するでしょうか?もちろん読書量が多い方が成長はするでしょうが、ここでの答えはどちらでもありません。

 

読書した結果をちゃんとアウトプットすれば「月3冊読書をする人」でも成長できます。10冊読んで何もアウトプットしなければ、意味はありません。本の内容を人に話すのでも、私のようにブログにあげるのでもいいので、アウトプットすることが重要になります。

 

さらに、インプットした内容をアウトプットした、これで成長したのかというと、実はそうではありません。結果を見直して、「フィードバック」をしないといけないのです。次のインプット・アウトプットをする前にこれをやることが絶対に必要です。

 

例えば、きちんと仕入れた情報を使って仕事をしたとします。結果、何かが間違っていて、失敗に終わりました。ここで悔しがるだけでそのままにするのではなく、見直し、すなわち「フィードバック」をして何がいけなかったのかを分析しないといけません。

 

また、成功した場合でも、何が成功要因だったのかを「フィードバック」しないと、その成功がもう1度得られるかはわかりません。樺沢先生は、このインプット→アウトプット→フィードバックをすることで、人間は成長できることを、教えてくれているのです。

 

「学びを結果に変える」の言葉通り、学んだことは結果として挙げなければ、ただの絵に描いた餅になります。本当に自己成長をしたい人には、この本をお勧めいたします。勉強の正しいやり方を網羅した1冊をアウトプットして、成長を目指してみませんか?