
富倉ふるさとセンター事業組合 かじか亭は、長野県と新潟県の県境、飯山市富倉の有志によって平成2年に設立された事業組合。
小さな山間の村の中にあるお蕎麦屋さんです。
20年前はまだ若かったおじちゃん、おばちゃんが、今は70代のおじいちゃん、おばあちゃんになって営業しています。

創業当時から変わらない蕎麦とつゆ、笹と酢飯と山菜の具を守り続けているのです。

蕎麦打ち場です。

「かじか亭」のお蕎麦は、豪雪地帯の富倉地域のそのまた上の寒く厳しい土地で育った蕎麦粉を使った、手打ちの十割そば「富倉そば」です。

つなぎに山ごぼう(オヤマボクチ)の葉の繊維を使っているのが特徴です。
(注:山で育った牛蒡ではありません)画像↓

ざるそば定食(1100円)

こちらには名物の「笹ずし」と山菜がついています。
「笹ずし」は、殺菌効果のある笹の葉の上に、酢飯とぜんまいなどの山菜、みそ漬、くるみを乗せた野趣豊かなお寿司で、川中島の合戦に向かう上杉謙信勢に富倉の人々が提供した野戦食と伝えられています。
彩りも鮮やかです。
味の方は個人的には美味しいとは感じませんでしたが、胡桃の香ばしさに独特の山菜の味付けと紅ショウガの風味がアクセントになって、不思議な味わいでした。

ざるそば(並:840円)

ツルンとした喉越しの蕎麦は、ちょっとヌメッとするような食感でコシもあり 、シコシコした歯触りがあります。
噛めば、蕎麦の甘さ、香りが鼻孔に抜けます。
つゆはかつおの香りのする醤油勝ちのつゆで、きちんと寝かせているのが解る、バランスのよい味わいで、蕎麦との相性もとても良いです。
白いそば湯を残り汁に注いで飲めば、これもまた美味。
へきそばの小嶋屋さんもですが、全国にはいろんなお蕎麦があるのだな~、と感心させられます。
■かじか亭
住所 長野県飯山市富倉1769
TEL 0269‐67‐2500