昨日、長女と次女の懇談があり、小学校に行ってきました。

私は通常、あまり学校には行かないのですが、今回ばかりは行かざるを得ないと思い、出向きました。



事の発端は1ヶ月程前。

次女がクラスメートにハサミを向けられ「死ね」と言われる事件があったそうな。

私はそれを今週頭に聞き、何でそれを言わなかったのかと妻にチクリと小言を。そんなに怖がった様子がなかったようだったので黙っていたとのことだった。

ここで私に火が付いた(笑)

その後、次女に状況を聞いてみると、その後も蹴られたり、他の子にも暴力的な事をしているという話。長女に相手の子の印象を聞いてみると「え!?あの子がそんなことを??」というような反応。

これは何かあると思い、懇談に出向き、担任の先生に話を聞きに行きました。



担任の先生曰く、去年も似たような出来事があったらしく、今年は落ち着いていたので大丈夫そうだと思っていたとのこと。ハサミ事件のことは先方の親には連絡し、対応としてハサミを使わせないようにするということで一応の解決としたとのことだった。









話にならなかった。有り得ない解決の仕方だと思った。









相手の親に再度先生が連絡取るとのことでその場は帰った。





帰って2時間程経ってから学校から連絡。謝罪したいと親から連絡があり、電話にするかうちに訪問するかという選択肢を出された。再び話にならないと溜息を吐きつつも、電話でということで先生に伝えた。

10分後、先方の母親から連絡があった。




予想通りの親だった。

自分の物差しでしか子供を見ておらず、子供目線で話を聞こうとは全くしていない親だった。

そんな親だから、こんな子に育ってしまったんだろうなと思った。

















私の考えは、次女からの話を聞き、長女から「そんな事するような子とは思わなかった」と言われた時、この子は次女にとっては加害者だが、本当は被害者なんじゃないかという疑念があったから、学校にまで出向いたのだ。

そんな事をするような子じゃなかったのに、そんな事をするようになったには、必ず理由があるばずだと。

その子には、人には話せない闇が存在するのではないかと。それを恐らく、親は気が付いていないのだろうなと。

だとしたら、ハサミを取り上げる事が解決などではなく、その子の心の闇を晴らしてあげなければ、次女だけでなく、他の子にまでもっと被害が広がり、最後にはその子自身が孤立してしまう危険があるということに、私は懸念した。

次女は、怯えながら涙ながらに私に話したわけではなかったので、心身にそこまで強烈なダメージがあるわけではなかったからこそ、相手の子供の心情を察するという視点に集中することが出来た。








その子の親に気付いてもらわなければいけない。

その子を救えるのは私じゃない。実の親にそれを理解してもらわなければ、その子は自分が負けてしまいそうな時に、1番側で支えてあげれるであろう親にすら本心を言えない、孤独な子になってしまう。











だから私は、先方の親にはかなりキツめの言葉も言った。

「うちに子供に謝らせにくるというのは、その子のプライドに関わる問題でもあるし、謝らせるというのは強要であり、心からの謝罪とは言えない。申し訳ないけど、貴女の自己満足で子供に頭を下げさせる為に来るのであれば来ないでくれ。」


「貴女のお子さんが変化があった時期に、周りに何かあった後に、去年も問題が起きたのならば、怒る事が正しい親の導き方ですか??子供にも考える力はあるし、感じる心だって持っている。それを無視して、貴女方親が、自分の子供を決め付けて、頭ごなしに怒鳴りつけるというのは、子供の心を理解する方法だと思いますか??」


「今回の1番の被害者はうちの子じゃない。貴女の子です。」


「怒らずに、穏やかな口調で、[どうしてそんな事しちゃったの??]と聞いてあげてください。子供が自分の本心を言える空気を家庭で作ってあげてください。」



私が先方にお伝えしたのはこんな感じの内容でした。





次女は、「謝ってもらうよりも、同じ事されない事の方がいい。」ということだったので、謝罪はもう必要ないと伝えました。

赤の他人の大人に対して、偉そう内容物言いをしたなぁ…と若干反省しつつも、「子供に向き合う姿勢、子供に見せる大人としてのお手本となる言動をしっかりしておかねば、必ず子供はそれを、正しい間違ってる関係なしにマネしてしまう」という事を、私は常に念頭において家族と向き合っているので、最低限それを先方のご両親にも理解してもらえたらとお伝えしました。





子供が社会に出て、恥ずかしくない対応が出来るかどうかは、親からの影響が大きく左右すると、私は考えています。

うちでは子供達に対して、礼儀作法は他の家庭よりも厳しく教育しています。
他の親にうちの子を褒められても、その家庭の子供よりもやれてる事が多いので、うちでは当たり前でも、他の親から見たら感心されるのです。







うちは、子供に対しての責任をきっちり果たしてやりたいと思っています。

育てるという事は、強要することではないと考えます。それでは教育ではなく、飼育です。

子供であっても、話をちゃんと聞き、相手の話をきちんと理解し、的確な答えを伝える或いは導いてあげるというのが、私の理想の親の道だと思っています。








どうか、必要以上に怒鳴ったり殴ったりしている大人を見かけたら、「それは子供に自分を殺せと言っているようなものだ」ということを、是非教えてあげてください。

子供の笑顔を1番作れるのは、親なんだと。