先日、妻が買い物をしているときに、車内で子供たちと待っていました。

そのとき次女が「なんで救急車が通り過ぎると音(音程)が変わるの?」と質問してきました。

なかなかいい質問。

私は自慢げに、「それは『ドップラー効果』で科学的に証明されている物理現象。みんなが聞いている『音』というのは実は『波』なんだよ。音の波が圧縮されるから音が高く聞こえるようになっている。そして、音は1秒間に440m進むんだ」などと説明してあげました。

それでもって、私が『救急車が通り過ぎるときの音』を声で実演。子供たちは大喜びでした。さらに『新幹線が通過するときの音』とか『F1のレースで目の前を車が通りすぎる音』などをやったら、「もっとやって!」の大合唱。

私のうんちくよりも実演が楽しいようでした。

買い物から帰ってきた妻に「ドップラー効果の説明をして盛り上がった」と伝えたら、「どんな高価な話?」と返されました。さすがに妻にドップラー効果を説明するのは大変そうなのでやめました。

やっぱり話した方が良かったかな。
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