「しつけ」という考え方は好きではないが、子どもとの接し方、声のかけ方のとても参考になる研究報告がありました。

 

1月14日の『すくすく子育て』でも紹介されていた

内田伸子先生のご研究の「共有型しつけ」と「強制型しつけ」です。

 

 

先生方の行った調査によると、「強制型しつけをする親子」よりも、「共有型のしつけをする親子」の子どものほうが、語彙力が高い傾向にあることがわかりました。

 

○共有型しつけ

子どもと楽しい時間を過ごしたり、子どもが喜びそうなことを考えて、一緒に体験しながら学んでいくしつけ。親が子どもが好きそうなことを考えたり、一緒に旅行や外出するのが好きだったり、子どもに絵本の読み聞かせをしている家庭の、親子のコミュニケーションです。

 

 

○強制型しつけ

決まりを作り、うるさく言ってしまったり、何度も事細かに言い聞かせたり、指示をするなど、子どもの気持ちに寄り添わずに大人の意見を重視するしつけ。

 

 

具体的に、どのように声かけができるのかは、

「共有型しつけ」と「強制型しつけ」②でご紹介します!

 

○内田先生のお言葉

50の文字を覚えるより、100の“何だろう?”を育てましょう。乳幼児期には、「文字が書けるかどうか」という見える力よりも、「“何だろう?”と疑問を持ち探求する心」を育てるほうが大切です。
親子の会話の仕方は、子ども自身に考える余地を残すような、子ども自身が考えることができるような会話が大事になっていきます。

 

参考サイト

NHK すくすく子育て