こんにちはMayです


今回の日本滞在は11月下旬までと、約3ヶ月、たっぷりの時間があるので、少し時間がかかってもお安い乗り換え便で帰国しました


シカゴ→トロント(カナダ)→羽田

のチケットを購入し、順調にトロントの乗り換えも済まし、トロントから羽田行きの便もエアーカナダで予定時刻通りに離陸


離陸してから2時間ほどしてから、ご機嫌にSex and the CityのAnd just like that…

を観ていると、機長からのアナウンスが


「中にはお気付きの乗客の方もいるかもしれませんね。飛行ルートを画面で見ている方は、あん?ってお思いでしょう。到着地が羽田から変更になって、バンクーバーになりましたね。間違いじゃありません。只今バンクーバーに向かって飛行中です。」


なぬガーン

何故にバンクーバーよ!

羽田じゃないんかい⁈

ハイジャックされたか⁇

と、機内ざわつき始め、


私も、あわわわわ滝汗

としていると


機長「機内に急病人の方がいらっしゃいます。すぐにでも機内から降り、治療をして頂くののが最良との判断に至りましたので、バンクーバーに緊急着陸をします」


そう言えば1時間ほど前に、

「機内にお医者様はいらっしゃいますか? 急病人のお客様がいらっしゃいます」

のアナウンスがあった…


事態が事態なので文句を言う乗客もなく、皆さん指示された通り、席に座ったまま大人しく機内に残る


私は姪っ子が羽田まで迎えに来てくれる事になっていたので、姪っ子にLINEをして到着が遅れる事を知らせたいのだが、ここはカナダ🇨🇦


機内、Wi-Fiも繋がってなければ電話回線もニャイニヤニヤ

急いで携帯をローミングし、家にいるJ兄さんにバンクーバーに到着した事を伝えると、


「ん? バンクーバー? 乗る飛行機間違えちゃったの?」


「かくかくしかじかで、羽田着遅れるって姪っ子にLINEしといてー」


と、暫くして

ササッと地上救急隊が音もなく乗り込んだかと思うと、ほんの一時間程で


「皆様、ご協力ありがとうございました。

燃料の追加も終わりましたので、再び羽田に向けて離陸致します」


エアーカナダ、日頃の訓練の賜物でしょう、お見事な対応であった


急病人は私の席から真っ直ぐに9列下がった席の人だと思うのだが(医者探しのアナウンスの時に○○列のc席に来てくれと言ってた)、救急隊が搭乗して来たのは知っていたが、急病人をいつ運び出したかさえわからなかった

恐らくバンクーバー着陸前に席を移した等したのだろうが、クルー、救急隊共に見事な働きっぷりであった


思わず、隣に座る見ず知らずの若いお姉さんと

「なんかよく分からないけど、えらいサクッと終わったね。」

「全く無駄な時間無かったよね」

等と話しながら2人で感心することしきり


機長も遅れを取り戻すべく飛ばして参ります、と言った通り、結局羽田にはたったの2時間遅れで無事到着となりました


エアー カナダのクルー、あっぱれでした!

あ、機内食は不味かったけど…真顔


写真がないので、私がアメリカを発つ数日前に綺麗にさいたダリアを