この日も病院に行く私だわ。 定期的に病院に行ってればそろそろ病院内の配置が理解できるんじゃないだろうか?と思うが、この私だものわかるはずもない。数回トイレを探してる自分である。

 要するに方向音痴?って事なのだ。

この日わ入院時検査だ。中央検査受付に予約表を出し呼ばれるまで本を読む。
 
 まず、心電図室からお呼びがかかる。その後、採血室、肺機能検査、胸部XP撮影。

 この肺機能検査が笑えた。検査技師の言われるまま、呼吸しているのだが、上手く呼吸ができない。

 技師「 もっと息を吐いて~ 吸って~」何回も言う技師。

        言われるままに吐いて吸ってるつもりなのだが、

 技師「うーーーん。このデータだと駄目です」

        (´Д`)ハァ・・・ 駄目って言われてもねぇ。

        10回ぐらい吸って吐いてて眩暈するんですが?

 技師「頑張ってくださいね! はい!もぅ1回!」

        君わ鬼だぁ~~~~ (ノД`)グシュ クルシイ・・・


  初・再診料・・・70点     非課税額・・・210円
 
  検査料  ・・・1,688点  非課税額・・・5,064円

  画像診断 ・・・242点    非課税額・・・726円

 

  診療費合計

  点数   ・・・1,930点  非課税額・・・5,790円



 胸部X線写真

  心臓の大きさや形、肺や気管支の病気などを見つけることができます。


 肺換気機能検査

  換気機能障害のパターンをみることにより、疾患群の鑑別や、障害の程度を客観的にとらえる目的で行われます。


心電図検査の目的

  心臓の動きを電気的な波形に現して記録し、それによって心臓の状況を把握することです。特に、心臓の活動の異常によってあらわれる不整脈の診断には不可欠の検査です。心電図検査で最も一般的なのは安静時の心電図検査で、私たちの体の手足や胸部に電極を付け、心臓の活動によって発生する電位差をキャッチする仕組みです。心肥大や先天性弁膜症などの形態的な異常は95%以上の確率で発見できますが、不整脈の遠因となる様々な疾患の診断の決め手にはなりません。仮に心電図検査で異常なしと診断されたからといって心臓が正常だと勝手に判断するのは要注意です。
 



■血液についての検査項目と基準範囲

  検査項目 正式名 説明 基準範囲
   (単位)
 
  RBC 赤血球数 数が減少すると貧血、増加すると多血症の指標となります。 男:430~570(万/μl)女:370~490(万/μl)

  Hb ヘモグロビン 赤血球数と同様に、貧血や多血症の診断根拠となります。 男:13.5~17.0( g/dl)女:11.5~15.0( g/dl)

  Ht ヘマトクリット 血液中の赤血球の占める割合をいいます。
   男:40~50(%)女:35~45(%)

  MCV 平均赤血球容積 赤血球1個あたりの容積を示しています。
   83~100(fl) 

  MCH 平均赤血球ヘモグロビン量 赤血球1個あたりのヘモグロビン量を示しています。 28~34(pg)

  MCHC 平均赤血球ヘモグロビン濃度 一定容積の赤血球に含まれるヘモグロビン量を示しています。 32~36%

  Plt 血小板 出血した時に、凝集して出血を止める働きをします。 15~35(万/μl)

  WBC 白血球数 体外から侵入する細菌やウィルスと戦ったり、免疫アレルギーに関連した様々な働きをします。また、薬の副作用で減少することがあります。白血球は5種類の細胞からなり、その比率の違いは病態の把握に役立ちます。 3500~8500(/μl)

  Neu 好中球 細菌と戦う白血球。 病態により異なります。

  Lym リンパ 免疫に関与し、ウィルスと戦う白血球。

  Mo 単球

  Eo 好酸球 アレルギーと関与した白血球。

  Ba 好塩基球

 ■その他の生化学検査項目と基準範囲
   検査項目 正式名 説明 基準範囲(単位)

  TP 総蛋白質 主に肝臓で合成されるので、数値の変動は肝臓機能の指標になります。 6.5~8.5( g/dl )

  TBil 総ビリルビン 肝臓で作られ、胆のう、十二指腸、便という経路で出て行くので、その途中の障害で数値が高くなります。黄疸の指標です。 0.2~1.2( mg/dl )

  AST アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ 主に肝臓、心臓、骨格筋の中にある酵素で、これらの臓器に障害がおこると血液中の数値が上昇します。 8~35( IU/l )

  ALT アラニンアミノトランスフェラーゼ 肝臓細胞中に特に多く含まれる酵素で、肝臓障害時にはASTより鋭敏に上昇します。 5~40( IU/l )

  LDH 乳酸脱水素酵素 肝臓、心臓、肺、赤血球などに多く含まれる酵素で、これらの組織で細胞が壊されると高い値になります。 100~220( IU/l )

  γGTP γ-グルタミルトランスペプチダーゼ 肝細胞中に多く存在する酵素で肝障害や胆道系疾患で数値が高くなります。また、アルコールとの相関関係が強く、アルコール性肝障害の目安にもなります。 男: 15~80
( IU/l )女: 10~40( IU/l )

  ALP アルカリホスファターゼ 肝臓や胆道系に障害があると数値が高くなる酵素です。また、骨の病気や甲状腺疾患でも高くなることがあります。 130~350( IU/l )

  ChE コリンエステラーゼ 肝臓だけでつくられる酵素のため、肝障害の指標となります。 180~460( IU/l )

  ZTT 硫酸亜鉛混濁試験 肝疾患や自己免疫性疾患、慢性感染症などさまざまな病態で高値を示すことがあります。 2~12(KU)

  CPK クレアチニンホスファターゼ 心筋、骨格筋などの組織・細胞の障害を反映する酵素です。これらの組織が壊れると血液中の数値が高くなります。 男: 40~250( IU/l )女: 25~150( IU/l )

  LAP ロイシンアミノペプチダーゼ 全身諸臓器に広く分布する酵素のひとつで、肝臓や胆道の病気の指標となります。 30~70( IU/dl )

  CRE クレアチニン 腎臓の機能が低下すると尿中への排泄が減少し、血液中に増加します。腎臓機能の指標になります。 男: 0.6~1.0( mg/dl )女:0.4~0.8( mg/dl )


UA 尿酸 プリン体を多く含む食物を摂取すると、その代謝物質としてできてきます。腎臓機能障害や肉魚などの過食で数値が高くなります。 2.5~7.0( mg/dl )

  BUN 尿素窒素 食物中の蛋白質などが代謝された後にできる窒素を含んだ老廃物です。
腎臓から排泄されますが、腎機能に障害があると血液中の濃度が高くなります。 7~20( mg/dl )

  Na ナトリウム 体液の浸透圧維持のため各種のホルモンや腎臓により厳密にコントロールされています。脱水、腎障害、下垂体や副腎由来ホルモン異常により低値や高値になります。 135~148( mEq/l )

  K カリウム 神経や筋の細胞機能維持に重要な役割を果たします。 3.5~5.0( mEq/l )

  Cl クロール 呼吸不全や腎障害など体液の酸性・アルカリ性のバランスが崩れると異常値になります。 98~108( mEq/l )

  Ca カルシウム 副甲状腺由来ホルモンの骨や腎臓に対する作用により、血液濃度は厳重にコントロールされており、食事の影響はほとんど受けません。 8.0~10.5( mg/dl )

  P 無機リン 食事の影響を受けやすく、日内変動も大きいです。腎障害やホルモン異常で高値になることがあります。 2.5~5.0( mg/dl )

  T-C 総コレステロール 細胞やホルモンを作る材料の一種です。過剰になると動脈硬化を助長し、心筋梗塞や脳梗塞などをおこす原因になります。 120~220( mg/dl )

  TG 中性脂肪 食物から吸収された糖質、脂肪などのうち、エネルギー源として使い切れずに残った分は肝臓で中性脂肪として皮下等の脂肪組織や肝臓に蓄えられます。その後、必要な時にエネルギー源として利用されます。 50~150( mg/dl )

  HDL-C 高比重リポ蛋白コレステロール 善玉コレステロールと呼ばれ、抗動脈硬化作用があると言われています。 40~100( mg/dl )

  LDL-C 低比重リポ蛋白コレステロール 悪玉コレステロールと呼ばれ、多くなりすぎると動脈硬化を進める方向に働きます。 60~160( mg/dl )

  GLU/BG グルコース(血糖値) ブドウ糖の濃度で、自律神経やインスリンをはじめとする種々のホルモンが関係して調節されています。 70~110
( mg/dl )