季節が麗かに移ろい、少し動けばじんわりと汗をかいてしまう様な日の夕方だった。
 
仕事を終えて帰宅し『さて今夜は何を食べようか』と考えた時にもつ鍋を食べたいなと思った。
九州っぽい居酒屋で提供される様なアレだ。
 
要はちゃんと処理された牛臭くない物だったら食べてみたくなるのだ。
だがそんな物は容易く手に入らないのが現状だ。
 
例えば、ホンマに美味しい牛肉は雌牛の肉だが恐らくそこらのスーパーレベルでは手に入らないだろう。
マジで同時に食べ比べると違いがはっきり分かる。
何と表現すればいいのか難しいのだが雄牛は汗臭い感じだ。
 
牛肉嫌いで焼肉屋には数回しか行った事が無いのだが「当店は雌牛の肉のみを提供しています」というお店は一軒だけあった。
 
そもそも日本人の焼肉の好き嫌いってその店オリジナルのタレが美味しいかどうかで決まっている気がする。
肉の質などどうでも良くて米に合う甘辛いタレをどんだけ工夫して調味してるかってだけだと思う。
 
芸能人格付けチェックみたいな番組でも正解するのはいつもGACKTだけな気がする。
他の人は肉の味など二の次でいかにタレで飯を食うかなのだ。
 
ちなみにぽるなれふは焼肉屋さんに行くとサラダでマッコリを呷るだけだ。
鶏肉と豚肉があれば頂く。
冷麺は食べない。
なんかゴムみてぇだからだ。
 
 
 

そんな訳で先ずは昆布出汁で鶏皮を煮込む。
もうすぐ70になろうかというぽるなれふが今だにツヤツヤトゥルントゥルンのギルガメッシュで油ギッシュな肌をキープしてるのは鶏皮が好きなせいだろう。
 
 
 

そこへニラをドバアッ!と入れる。
アクを除去するのを忘れたが構わない。
カレーを作っている時などそのアクで飯が食える。
 

キャベツが売り切れだったので安かった小松菜を入れる。
一袋78円だった。
緑だったら何でもええ。
 

そしてキンカンを用意した。
何かモツを、という事でキンカンを入れてみた。

木綿豆腐と共に鍋(フライパン)にINだ。
おっと、葛切りも入れちゃうぞ。
 

味噌、醤油、味醂、唐辛子で調味し青森産ニンニクを散らす。
やっぱりニンニクは青森産に限る。
この鍋を日本酒と共にチクチクやり出すと夜明けまでいける。
 

で、翌昼はラーメンをぶち込んで鶏醤油塩味噌ラーメンを食べた。
時間差〆だ。
葛切りもちょいと入ってしまっている。
 

ちょいとピンボケリフト。
かなり鶏脂過多なスープで食べるラーメンは美味しかった。
ごちそうさまでした。
 
真夏が来る前にあと何回かは鍋をしたいものだ。
 
 
ちなみに今使っている醤油はこれだ。
古式というだけあって昔ながらの作り方で大量生産せず作られている醤油だ。
こういう良品が何気なく買える様な仕組みづくりが必要とぽるなれふは考える。
ガソリンみてぇに政府がこういった企業に補助金を出すか添加物だらけの製品を作る企業に添加物税をかけるかだ。
和食の伝統を守る為に課税し、例えばキッコーマンとかの安い醤油とこういった高い醤油の価格差が無くなる様にする。
税収は農林水産業の保護の為と国民の健康増進に使う。
 
年金制度も変える。
今みたいな縦列、年配者の面倒を若者が見る形式ではなく横列、今の世代で見る様にする。
収入のある者から10〜15%を年金税として徴収する。
これでぽるなれふ試算で65歳以上誰でも月25万円は年金が入る様になる。
因みに現代日本の社会保障費は収入の36〜46%が天引きされ、社会保障限定で使うと大嘘こかれて徴収されている消費税含めると46〜56%が税金として引かれている。
これは江戸時代の税率を超える重税なのだ。
それなのに国民年金は月6万位だ。
それでもいい、というなら今の政権与党に投票すればいいしアカンと思うならぽるなれふに一票だ。∑(゚Д゚)
 
話が大きく逸れたが暖かくなっても鍋は美味い。
以上。