以前、麻婆豆腐の素の多さについて言及しました。
中華料理の素自体が凄く種類豊富なのですが、それを遥かに凌駕する種類を誇る物があります。
 
それは今や国民食と言っても過言ではないカレーです。
カレールーもバーモントやらジャワやらゴールデンやらとろけるやら熟やら種類が多いのですがそれ以上にカレーレトルトの種類の多さと言ったら!不安
 
今回も懇意にしている店員さんの居るスーパーに出掛けて調べて来ましたよ。
主にお店監修の物を中心に見て行こうと思います。
 

先ずはみんな知ってるもうやんカレー。
これは監修では無くもうやんカレー製造だと思います。
もうやんのレシピは門外不出一子相伝の筈なので。
創業者が「誰も作れない」と言ってた様な覚えがあります。
店舗が沢山ありますがカレー宴会コースもあった様な気がします。
これで不味かったら「もう!やんなっちゃう!」と怒ってしまう事でしょう。
 

次。
ゴーゴーカレー。
やたら甘かった様な記憶がありますがどうでしょうね。
調理例としてカツカレーを選択して購買者に訴求しようとしている点でカレー自体にイマイチ自信が無いのかも知れません。
食べる前にゴーゴーでも踊ってお腹を減らしておきましょう。
ゴーゴーが分かる人いるんかいな凝視
 



こんなん。

出た。
松屋監修創業ビーフカレー。
今まで販売していたオリジナルカレー¥390を廃止してこれに絞ったという松屋自慢のカレーがレトルトに。
食べてませんが一人前の量がゴーゴーカレーより15g多いです。知らんぷりコマカイナ
 

函館五島軒の見た目がそそられる一品。
そうか、函館のシーフードカレーはトマトを使うのか、なんて思ったりします。
量も多く一人前200gです。ひらめきタップリ
ゴールデンウィークはこれを食べて函館旅行気分に浸りましょう!

大阪市民の好物だそうです。
ハレー彗星が大接近した明治四十三年創業自由軒です。
ドライカレーっぽいですね。
カレーチャーハンに近いのかな?
兎に角大阪人の好物!
 
 

例のMI FOODのレトルトカレーです。
国産鶏を使うなんて中々出来ないですよ。
外食や惣菜鳥からで使われているのは大抵タイかブラジルですもの。
 
 

これも北海道の有名店!
マジックスパイスのスープカレーです。
やわらかチキンの所に(国産)と書いて無いので外国産チキンでしょうか。
お店に行くと辛さを選べてトッピングも種類が多いので悩むとこです。
モモというチベット風水餃子なんかオススメですよ。

鎌倉プリンスホテル近く、珊瑚礁のカレー三種。
三種類も出すなんて欲張りですね。
お店で食べると最低でこのお値段の倍はするのでお得?かな?
 
鎌倉プリンスホテルはイタリア人が設計と施工に関わったのでロビーのある1Fに敷き詰められている石板はイタリアから持って来た物で良く探すとアンモナイトの化石とか入ってます。
日本の工程では床板などは最後の方の施工ですがイタリアでは最初に貼ってしまうという事でちょいと工事が面倒だった様です。
 

こちらはワタクシより年下、since1960の横浜のお店、デュランデュランを思い出させるリオのポークカレー。
確か相鉄ジョイナスに店舗があったと思います。
このお店もトッピング多いんです。
オムレツカレーなんかそそられます。
 

 
ふらんす亭といえば下北沢に店舗があったと思います。
食べた事はありませんが劇団員の友人は好きだと言ってました。
ええ、下北沢は古着と劇団の街。
そして下北沢に住んでいる人よりも下北っぽい格好をした気合いの入ったオシャレさんが闊歩しているそんな街。

またしても神田神保町からのエントリーです。
このカレーの器がいいですね。
この容器の正式名称知ってます?
ソースポットというらしいですよ。
家にあったら毎日磨いてしまいそうです。
そしてカレーが特別な料理に思えるそんな容器ですね。

since1895、銀座の名店煉瓦亭のカレーまでありますよ!
サンドイッチひとつで3000円超という恐ろしいお店ですのでレトルトとはいえお手頃価格で煉瓦亭のカレーが食べられるなら気分はもうセレブ!
「この棚のレトルトカレー、端から端まで全部頂戴」と副店長捕まえて命令してしまいそうです。
1895年といえば下関条約調印の年ですね。という事は三菱が銀行を設立した年でもありますね。(ドラマで覚えた笑)
 

俺のフレンチの俺のカレー。
ね、お肉が国産だとちゃんと国産って書くでしょ?
この飯田さんという方は料理人にしては珍しく腕組みしてませんね泣き笑い
ラーメン屋さんは大抵腕組んでますな。
まぁカメラマンが強要するのかも知れませんが。

この紅花というお店は全く知りませんでした。
日本橋にあるんですな。
以前住んでいた桜新町には紅蜥蜴という中華店がありましたが。
 
 

昔徳永英明が「ネイビ〜ブルゥぅぅ〜♪」と唄ってましたね。
海軍伝統のカレーだそうです。
軍艦内は椅子の下が食料収納庫になってたりするんですよね。
役に立たない型落ちミサイルや型落ち戦闘機など買ってないで現場の自衛隊員をもっと厚遇してほしいですね。
買ったにしてもアメリカが思い出した頃に何か要らなくなったのを寄越すだけなんだから。
「またこんなガラクタを寄越すか、アメリカめ!」ってきっと現場の人は思ってますよ。
横須賀だけに∑(゚Д゚)
横浜方面からまた出品ですよ。
これも何処のお店という訳ではなく漠然とした横浜イメージです。
今、2024年現在パッケージに謳われている様な昔ながらの洋食屋さんが横浜にどれだけあるのでしょうね。
 
 
名門金谷ホテルの100年カレーの登場です。
実際日光金谷ホテルで100年前のカレーのレシピを再現して作ったカレーが元ですね。
こぼれ話として当時のレシピ通り作ったら小麦粉の量が桁違いに多くてとても食べられない物になったそうです。
なので小麦粉の量だけ手を加えて後は100年前のレシピと全く同じ、という事です。
それがレトルトでも再現されているのでしょうか。
 
カレーではありませんが浅草グリルグランドのハヤシライスの登場。
ランチのセットで3000円はしようかという代物が10分の1のお値段で頂けます。
などと言うしみったれた話しか出来ないです。
グリルグランドは表に提灯が出ていた様な記憶ありです。
 
 
噂の名店シリーズその2。
大阪北浜コロンビア8のキーマカレー。
どうでもええけどコロンビアトップっちゅう芸人おらんかった?
カレーしか勝たれへんのや。
特製トッピング付きやで!
噂の名店シリーズその3。
東京麹町からエントリー。
骨付きだと損した気分になります(笑)
同じ量の肉を入れてくれ!指差し
 
カレーの壺も有名ですねぇ。
笑いのツボとか身体のツボとか油壺とか色々ありますが議員の壺は宜しく無いですな。驚き
何気に雛豆カレー、美味しそうですね。
これはちょっと食べてみたいです。
 
福岡からも噂の名店がやってまいりました。
特製スパイスに興味あります。
どんな風味なんでしょう。
興味津々です。
 
おっと、先程紹介した鎌倉珊瑚礁のダブルエントリー!
節操ないんじゃないかキミ。
お値段はこちらの方がグッとお安くなってます。
両方買って食べ比べもいいかも知れません。
同一店舗のカレー戦争、いざ鎌倉!
 
噂の名店あり過ぎやろ!
神田のマンダラです。
ビーフも多いけどチキンも多いですね。
ワタクシはチキンが好き。
今度は半蔵門から。
確かDysonが入っているビルのすぐ近くの店ですよ。
小諸そばも近かった。
こちらももう一社からレトルト製品が出てたかも知れません。
 
 
三茶にこんな店あったのか、と思わず見てしまいました。
三茶のカレーといえば自分にとってはシュンドルポンでした。
閉店しちゃったけど。
それにしてもバターとチキンの組み合わせ多いですなぁ。
鉄板なんでしょうか。
 
 
こちらもチキンカレーです。
エリックサウス、南インドカレー&バーと書いてありますね。
北海道と沖縄の料理が違う様に北インドと南インドも料理の特徴が違います。
 
北インド→ナン、カレーの具は肉中心。
南インド→米食、カレーの具は野菜中心。
 
クリームやバターを使って濃厚に仕上げるのは北インドです。
やはり寒いからでしょうね。
イタリアも北イタリアはクリームを使った濃厚ソースのパスタが多いですもんね。
 
今度は選ばれし人気店ですよ。
マジで何種類あるん?
段々疲れて来ました。驚き
東京京橋からやって来ましたアトリエ三丁目のカレー屋さんです。
やっぱり欧風はビーフになるんですね。
興味深いです。
 
タンドールバーカマルプールからラムキーマカレー。
前述した三茶のシュンドルポンはマトンカレーでラムはありませんでした。
そしてこちらはココナッツミルクを使っているので恐らく北インドのカレーという事でしょうか。
福岡から。
これもココナッツミルクを使ってますがスリランカなんですね。
インドの南も南、赤道からわずか80kmに位置する国ですやん。
そんな暑い国で後引く辛さでいいんでしょうか。
ずっと汗ダラダラにならないでしょうか。
ワイシャツに乳首が透けてしまわないでしょうか。
大阪から来ましたよ。
本格カレーのヴァスコダガマ。
飲食店に偉人の名前を付けてしまいました。
ラーメン水戸光圀、みたいなものでしょうか。
イタリア料理ジローラモとか。凝視偉人じゃないだろ
 
 
こちらは千葉県からです。
インド料理シタール。
今度は楽器の名前です。
日本料理三味線、って感じですかね。
シタールって北インドの楽器なんですよ。
カレーも濃厚バターチキンと言っているので北インド料理を踏襲していると思われます。
 
今度は神田カレーグランプリシリーズ!
もうそろそろお腹一杯です。
お茶の水大勝軒という事でつけ麺で有名ですよね。
それがカレーでグランプリを取ってしまったんですねぇ。
細川たかしがカンヌ国際映画祭で賞を貰う様なものでしょうか。
 
これは大勝軒の故山岸さんの父親が海軍軍人で、良く食べていた海軍カレーの味を再現しようと作った物なのです。
先に出ていた横須賀海軍カレーとまる被りという訳です。無気力
欧風だ南インド風だと色々な店が外国に目を向ける中で日本のカレーに拘っているのがこちら日乃屋ですね。看板に日の丸をあしらっている事からも和の拘りを感じさせますな。
思えば和風を謳っているカレーはこれまで出てないですね。
存在が稀有です。
和風カレーと言ってもお蕎麦屋さんのカレーともまた違いますから。
 
そしてまた欧風カレーです。
ジャガイモが付いてくる事で有名なボンディ。
やはり欧風はビーフ。
2回もグランプリに輝いている100時間カレー。
こちらも欧風ビーフカレー。
何でしょう、日本人は欧風カレーが好きなんでしょうか。
牛が好きなんでしょうか。
 
噂の名店シリーズでも登場したマンダラがこちらにも!
先ほどはバターチキンカレーで、こちらはビーフマサラカレーで登場です。
発売は両方ともSB食品ですな。
実は担当者も同じか?(笑)
SB食品のこのレトルト担当者はずっとカレー食べてるのかな?
流石に飽きるのかな?顔黄色くなっちゃうかな!予防それは劇症肝炎です
グランプリ受賞ではなくマイスター賞というのもある様です。
聞けばこのマイスターというのは神田のカレー店を全店制覇した人達で構成されているらしくその数三千人ですって(@_@)
まぁサラリーマンと古本の街で、スキー用品の街でもあるので人が沢山いて毎日取っ替え引っ替え色々なカレー店を巡る事が出来るでしょうから三千人くらいはマイスターが存在してもおかしくないですね。
クリーミーシーフードカレーという事でこれも中々美味しそうです。
 
マンダラツーショット。

ざっと見てみると米右ルー左が多かったですね。

 
さて、これ以外にも定番のボンカレーやらカレー曜日だのカレーマルシェだの銀座カレーだのLEEだのホンマに種類が多いです。
 
あなたはどのレトルトカレーを食べてみたいですか?
 
クソ長いだらっとしたブログを最後までご覧いただきありがとうございました。