何があっても俺達についてこいよォッ!




と、タカミーが絶叫したのは1986年8月3日、TOKYO BAY AREA10万人コンサートだった。


あれから37年。

あの時拳を振って応えたファンは恐らく8万人程減った(笑)


それでも彼らは未だにステージに立ち歌い続けている。


正直厳しい時期もあった。

関東はまだしも地方公演など二階席が埋まらない会場も多発した2000年代。

オリコンチャートをTKやビーインググループが席巻し、初登場9位10位が指定席になってしまった時代。



今は新たなファンが増え昔ファンだった人が子育て等一段落し、戻って来ているのだろう。

お陰で全公演ソールドアウトだ。

喜ばしい。


そんな長寿バンドTHE ALFEEの武道館における100回目のコンサートに行って来た。

1983年から始めて40年。

二宮和也、宇多田ヒカル、鈴木亮平、松本潤といった人々が産まれた年だ(笑)


え、宇多田ヒカルって40歳なん?


といったところに気を取られてしまった(笑)


昔所属していた勤務先の社長が言っていた。

「続ける事も才能だぞ」

確かにそうだ。そうだとも。


この下らない前置きを続ける事も才能なのだよ。


結成50年、齢69の老人達、どんなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。




仕事を終えて大急ぎで武道館にやって来た。
少し余裕あるかな、と思ったが1223JR渋谷駅阿鼻叫喚事件、略して渋谷事変に巻き込まれ開演ギリギリに到着した。

目の前の連中を全員ブチのめしたので何とか間に合ったΣ(゚Д゚)ヤメテ
急ぎつつ写真など。
チケットの裏。
燦然と輝く金字塔、通算公演回数100。
バンドは殆ど解散しちゃうからなぁ。
大したもんだ。
ワタクシの席はここ。
隣りは角刈り強面のオッサン(多分同世代)とショートカット女子(多分同世代)。
今夜は宜しくお願いしますね。
腰痛持ちなんで途中で座っちゃうかもです。🦆
因みにこの画像は幸ちゃんがインスタに上げたのを許可無く使っている。
ごめんちゃい。不安

一曲目。
ジェネレーション・ダイナマイト。
のっけからメタルナンバーでスタート。
火柱ドン!
桜井さんの声の調子がめちゃいい。

風の時代
AUBE〜新しい夜明け〜と続く。

AUBE好きなんよー。聴けて良かった〜ニコニコ飛び出すハート
家にあるAUBEのCDケースを開けると何故か中身が無い(笑)
何処いった?俺のAUBE!

英雄の歌
THE AGES

やっぱりAGES来ると思ったで!
これも久しぶりに聴けた!
アルバムAGESは聴き応えある。
ポップロック路線に行きそうだったALFEEがいや、行かないよとばかりに送り出したロックアルバム。
ラウドネスが「俺達の新曲」と言ってAMERICAN DREAMをラジオでOAしたのは有名な話だ。(タカミーゲスト回だった)

自由の値
シュプレヒコールに耳を塞いで
CSN&Yの名曲からつないでのシュプレヒコール。
こういうの良くやるALFEE。
影響受けてるというのもあるけれどもうALFEEの曲みたいだった自由の値(笑)


鋼の騎士Q
GLORIOUS

GLORIOUS聴けた。
嬉しい。
最近色んなミュージシャンが亡くなったので心に染みた。泣く。悲しい

組曲 時の方舟
プログレッシブ。こういうリズムパターンとかどうやって作って行くんでしょう。
少なくとも自分の中には無い。

ARCADIA
COUNT DOWN1999
悲劇受胎
プログレからのヘビメタメロスピ祭り!
COUNTDOWN1999発表当時はYOSHIKIと親交を深めていたのでMVのメイクはXと同じ人に担当して貰ってますな。
悲劇受胎はALFEEが一番Key高い頃の曲。
現在は少々keyを落としてますがそれでも脳天から出る様な高音ボイスは健在。スゲー。
ここで本編終了。
悲劇受胎で本編終了って無かったんとちゃうかなー。

LONG WAY TO FREEDOM
フライング熱唱のタカミー。

新聞に依っては"宙吊り"と書いてたぞ!(笑)
でも動きが不馴れなワイヤーアクションみたいにぎこちなかったが上げ下げのタイミングは恐らくタカミー本人から出ていたとおもう。

恋の炎
ゴジラギターを携えての恋の炎。
曲冒頭はヒラヒラ衣装が引っ掛かりギター演奏困難に。

リハせぇへんかったんか?(⁠-⁠_⁠-⁠メ⁠)

リッチー・ブラックモアやったらギター破壊するトコやったで。
それにしてもゴジラギターかっちょええ。
音もええ。
欲しいけれど¥5,550,000では手が出ぇへんな(笑)


造形が素晴しい🤩

星空のディスタンス
ギターを取り替えてタカミーの煽り。

「TVでこれしかやってない!」


ウケた泣き笑い
でも会場一体になるね。
アンコール1部終了。

府中捕物控
発売前日に発売中止になった3億円事件パロディーソング。
当時所属のVictorレコードの判断に依る。
これで田辺エージェンシーの敏腕マネージャー関口氏がVictorに三行半を叩きつけ、ALFEEはレコードを出せない状態になりました。
ある意味ALFEEの転機になった曲でしょう。
タカミーが犬の物真似してましたね。
「ナニガイケナカッタンダロー」(笑)

SWEAT & TEARS
エレキギター弾き語りで始まるというレアバージョン。
「今年初めて」
と言っていたS&T。
やっぱりこれがあると無いとでは雰囲気がまるで違うと思いました。

相変わらずのパワーと歌声に感服しました。

誰も大病せず
活動休止もなく
解散もなく
妙なゴシップもなく

稀有な存在THE ALFEE。
行けるトコまで行って欲しいです。





地震の被害が少ない様祈っております。