大学の講義の一環で、寄生虫について学ぶ機会がありました。日本住血吸虫、マラリア原虫、ロアロア、ギニアワームetc～、ハッキリ言って、グロテスクな内容ばかりが平然と飛び交っていて、凄くショックを受けましたね。同時に、人間って意外と弱い生き物なのかな？と考える様になりました。
そんな中、カタツムリの目（触覚）に寄生して、鳥に捕食される様操るロイコクロリディウムって寄生虫のことが印象深かったので、取り上げてみました。
鳥の糞を食べたカタツムリ、糞の中にロイコクロリディウムの卵が混ざっていて、カタツムリの体内で孵化、成長すると触覚部分に移動して、カタツムリを鳥に捕食させる様に操る、そして鳥に食べられて、鳥の体内で産卵、糞に卵が混ざって同じサイクルの繰り返し、そうやって、子孫を残そうとしているのね。
触覚部分を、イモムシに擬態して鳥を呼び寄せるんだ。カタツムリって、普段は鳥に見つからない様葉っぱの裏とかに隠れているんだけど、ロイコクロリディウムに操られると、鳥から見つかりやすい表側に誘導されるから、食べられちゃうってことかな。
わかりやすく解説している映像のリンク貼っておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=st4s7knCgtE&ab_channel=MassuChannel