神戸／元町界隈～ポートアイランド

師走・１２月もいつの間にか中旬になりました・・・。

先週末、元町界隈に立ち寄る機会がありましたので中華街方面へ。

南京町の路地にある本格インドカレーのお店「シャミアナ」へ。

今回はキーマカレーセットにしてみました。チキンカレー同様、キーマカレーも美味しいです。

セットには食後のチャイもついてきますが、これまたホッとするようなお味で。

シャミアナを後にしまして、元町商店街へ。

商店街沿いのビルの１Fでは、真っ赤なフェラーリF2003の展示。

フェラーリF2003とM・シューマッハによってグランプリレースを勝ち進んだようです。

元町北通りに抜ける路地に入り込みまして、お馴染みの純喫茶ポエムさんへ。

しばし漫画を読みながら珈琲にて一息つきまして。

その後、加納町３丁目交差点を過ぎたあたりにあるサウナ＆スパへ。

ここで湧出している六甲の美味しい水(神戸ウォーター)を飲用（かつ備蓄用）に汲みに行きまして。

かつては蛇口数は少ないながらも無料提供されていたこの神戸ウォーターも、大量に汲む人（業務用？）の出現により近所の方が気楽に汲めない環境となり、現在では、水汲み場を整備し１００円で２分間蛇口から水を提供する仕組みに。ほぼ１００円で１５～２０リットル弱の神戸ウォーターを汲めますので有難い話です。

神戸ウォーターは、神戸港に寄港した船が汲んでいくとして有名ですが、なぜかほんとに長期保存していても腐らないので重宝します。

阪神淡路大震災の発生する少し前、たまたま空のペットボトルに大量に汲み置きしておいたおかげで、震災直後には助かった経験があります。

そんなこんなのついでにポートアイランド方面へ。

ポートアイランドには比較的沢山の貨物船が着岸していました。

神戸キメックセンタービルの展望室からポートアイランドⅡ期地区のコンテナターミナル方面を望む。

PC15～PC17コンテナバース　

門型のトランスファークレーンはハイブリッドエンジンで稼働するようです。

巨大なガントリークレーン４基が同時にコンテナの積み降ろし作業中に見えました。

船体がピンク色の巨大なコンテナ船が着岸してるようでしたので、荷役作業もフル回転。

着岸していた船は、ONE ARCADIA オーシャンネットワークエクスプレスジャパン株式会社(英文：Ocean Network Express(Japan)Ltd.)の船隊のようです。ONEジャパンは、2017年7月に川崎汽船、商船三井、日本郵船の定期コンテナ船事業を事業統合したOcean Network Express Pte.,Ltdの日本総代理店として、2017年10月1日に設立されたとのこと。邦船大手三社が事業統合せざるを得ない程、コンテナ船事業は世界的に大再、統合が繰り返されているようです。

載貨重量トンが10万トン規模、全長332mの大型コンテナ船。

北側に移動。こちらは、PC１８からPC１３、１４、１５のコンテナバース。

PC18南側の岸壁ではガントリークレーン１基による荷役作業中でした。

こちらは対岸の六甲アイランド地区にあるコンテナターミナル。かなり大規模な感じ。

更に北上しまして第三防波堤基部あたりへ。巨大な起重機船が見えましたが寄神建設の作業船のようです。

第三防波堤、六甲山方面を望む。

ポートアイランド西地区へ。ポーアイしおさい公園の「BE KOBE」モニュメント。

遊覧船Ocean Princeが通り過ぎようとしていました。

遊覧船Ocean Princeは、神戸ベイクルーズ株式会社の保有船

対岸の川崎重工のドックには、世界初の液化水素運搬船「すいそ　ふろんてぃあ」らしき船影。2019年12月11日の進水式がニュース映像や記事になっていたような。

HPによりますと、「本船は、マイナス253℃に冷却し、体積が気体の800分の1となった液化水素を、安全かつ大量に長距離海上輸送するために開発されました。今後、播磨工場で製造している1,250m3の真空断熱二重殻構造の液化水素貯蔵タンクを搭載し、2020年秋頃に竣工の予定です。竣工後、本船は2020年度に実施される国際水素エネルギーサプライチェーン構築に向けた技術実証試験※1に投入され、豪州で製造された液化水素を日本へ輸送します。」とのこと。

※１NEDOの「未利用褐炭由来水素大規模海上輸送サプライチェーン構築実証事業」として実施予定。