こんにちは、
ドラムインストラクターの岡田です。
さて、
ドラム演奏をオンライン配信してみたい、
と思い、
今回は
パソコンとの接続テストで、
マイク一本だけで
ちゃんとパソコンにつながるか
試してみました。
結構手間取ったので
もし、
私と同じような
機器の配線とか苦手なんです、
といった方の
お役に立つ記事になれば、
と思い書いてみました。
DTM(パソコン音楽制作)に
慣れている方にとっては、
当たり前のことが書かれていると思います。
もし、
導入前だったり、
機器の接続が苦手、という方や
これから同様なことを試してみたい、
という方にとって
参考になれば、とても嬉しいです(*^^*)
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ざっくり、言うと
以前、購入していたものの、
パソコンとの設定がよく分からず放置してた、
オーディオインターフェイス、
「yamaha製 Audiogram6」
と、
パソコンとの接続に、
再挑戦してみて、
手間取ったけど、
なんとか完了できました。
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まず、
パソコンでの演奏のデータを
扱うときには欠かせない、
オーディオインターフェイス、
とはどういったものか。
オーディオインターフェイスとは、
プリンターやスキャナーのように、
パソコンにつなげる装置の一つです。
主に、
パソコンを使った音楽制作の作業のときに、
必要になる入力補助装置です。
オーディオインターフェイスには、
楽器やマイクなどから
ケーブル類を挿すために、
接続穴「ジャック」が、
複数搭載されています。
機種によってジャックの数(チャンネル数)は
違いますが、
少なめのモデルでも、
3から4チャンネル、
多いもの(上位機種)だと、
16チャンネルとか、20チャンネルとかもあるようです。
それぞれのジャックに、
対応するケーブルを介して
楽器やマイクを繋ぐことで、
複数の楽器やマイクの音を、
オーディオインターフェイスにひとまとめに集約し、
USB接続などで転送することで
ほぼ遅延なく、
パソコン上で、それらの音を出すことができるようになります。
この遅延の少なさの度合いは、
オーディオインターフェイスの
機種ごとの性能によるようです
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使用するシーンを
例えれば、
マイクの声と、電子オルガンなどの演奏、など、
2つ以上の音を混ぜたりしながら、
同時に、パソコン上で曲を流してみたいときに、
楽器およびマイクから
対応ケーブルを介して、
オーディオインターフェイスの
各チャンネルのジャックに挿しますが、
それぞれのチャンネルの、
「音量調整」などもできたりします。
オーディオインターフェイスを接続している最中であっても、
パソコンの本体の音声ファイルの音も、
もちろん再生することができます。
よって、
パソコン上からは、
youtubeなどで曲を流して、
オーディオインターフェイスを通して、
自分のオルガン&歌の音をかぶせて、
双方のバランスのいい感じのところを、
調整して、
ヘッドフォンや、
いい音質のスピーカーから、
バランスのいい音を確認しながら
遊んでみる、
と言ったこともできるようになります。
‹使用機材›
マイク…shureのsm58
オーディオインターフェース…yamaha Audiogram6(1chにマイクケーブルを挿す)
パソコン…Surface Pro3
(オーディオインターフェイスのUSB端子と、Surfaceのusbポートを、USB2.0対応のケーブルで繋ぐ)
とりあえず
物理的に線を繋いでみて、
Audiogram6に付属しているソフトウェア、
cubase AI5
(パソコン音楽制作のソフト(DTMソフト)…
オーディオインターフェイスから転送された音に、
エフェクトをかけたり、
編集してつなげたり、
重ねて録音するなどの、
パソコン上の操作で作業ができる)
を
起動してみます、が、、。
マイクの音、、拾わなーい(^_^;)
Audiogram6のツマミを、
それぞれ回して、
マイクに声を当てても反応がない。
別のPAにつなぎ直すと、
ちゃんと音を拾っているので、
マイク自体の故障ではない。
となると、
インターフェイスかパソコンの問題らしい。。
ヤフー知恵袋を何件か読んでみると、
「ファンタム電源(電圧供給)をオンにすると、
音が出る」と書いてあり、、。
それは違うんじゃないかなー?
と思いながら試すも、やはりダメ。
というのも、
調べてみたところ
ファンタム電源とは、
マイクの種類が
「コンデンサーマイク」(比較的高価な、高感度マイク)
という種類のマイクを使用するときに
必要になる機能です。
コンデンサーマイクは、
マイクの感応部分に、
待機電流みたいなのを流すことで、
高感度に音を感知することを
可能にしているようです。
ファンタム電源の機能を搭載している
オーディオインターフェイスであれば、
ボタンやスイッチで、
ファンタム電源のオン、オフの切り替えができるものが多いです。
機種によっては、
ファンタム電源機能が、
搭載されてないかもしれませんので、
コンデンサーマイクを使いたい方は、
注意して確認してみてくださいね。
今回テストした
yamaha Audiogram6にも、
ファントム電源の機能は付いています。
ともかく、
コンデンサーマイクを動作させるためには、
電流供給が必要ということのようです。
一方、
今回のテストで使用したマイク、
shure sm58は
「ダイナミックマイク」という種類のマイクになります。
ダイナミックマイクとは、
ちょうど、
スピーカーが
音を出す仕組みの正反対の方式で、
音をコーン紙のようなもので受けて、
コイルと磁石の振動を、
電気信号に変える方式、
となっているようです。
ですので、
ダイナミックマイクに、
ファンタム電源による電気を供給をすることは、
マイクの構造的に意味がなさそうですし、
故障の恐れもありそうです。
とりあえず、
ダイナミックマイクは、
基本的にはマイクアンプに挿すだけで、
作動するものです。
よって、
今回は
ファンタム電源をオンにする必要はない、
ということが分かりました。
引き続き
調べていくと、
オーディオインターフェイスが
パソコンに認識されてるかを確かめるには、
「オーディオインターフェイスに
搭載されているヘッドフォン出力端子に、
ヘッドフォンを挿して、
ちゃんと聞こえるか確かめるべし」
と、ありました。
なるほどー、。
これは分かりやすい!
ヘッドフォンのプラグのサイズが、
3.5mmのプラグだったので、
6ミリの標準ステレオプラグに変換するジャックを付けて、
ヘッドフォン端子へ差し込んでみます。
ヘッドフォンを繋いで、
適当に音楽ファイルを再生させてところ、
音声、聞こえてきません(´・ω・`)
(曲のインジケーターは、進んでいってる)
オーディオインターフェイスのツマミ類、
マスターボリューム、
DAWのツマミ、
chのボリュームとゲイン、
0にはなってない。。
オーディオインターフェイスの操作には、
問題ないはず。
ということで、
最後はパソコン側のチェック。
ヤマハのホームページから、
Audiogram6用の最新ドライバをインストールしてみます。
「YAMAHA Steinbergなんたらかんたら」というファイルが、Audiogram用のドライバのようです。
これなのか?分かりにくいファイル名だな、
と思いました。
色んなオーディオインターフェイスで、
当ドライバは兼用されてるんでしょう、
Audiogram6とか言った機種名が、
ファイル名に含まれていませんので
ご注意を。
で、
最新ドライバをインストールする際、
旧バージョンのドライバがインストールされてると、
「古いバージョンのドライバを削除してください」
とメッセージが出ます。
ウィンドウズのアプリの追加と削除メニューから、
旧バージョンと思わしき、
その、
YAMAHA Steinbergなんたらかんたらを、
選んで削除します。
プリンターなどの
ドライバと違って、
機種名が書いてないので、
慣れてなかったら戸惑います。
なんだかんだで、
最新のドライバをインストールして、
パソコンを再起動すると、
起動直後から、
cubaseを起動してない状態であっても、
オーディオインターフェイスの
ヘッドフォン出力から音がでました(*^^*)
マイクへの音声も、
無事、拾うことができました\(^o^)/
これで、
オーディオインターフェイスを
パソコンに認識させることは
完了になります。
あとは、
ソフトウェア、
cubaseを起動させて、
デバイス設定のメニューから、
入力、出力装置を指定する箇所がありますので、
「未接続」となっている箇所を、
「yamaha〜〜」を指定することで、
マイクの音声を、
cubase上で録音することができました\(^o^)/
次回は、
ドラムセットへの、
マイクセッティングを
試していきたいと思います。
読んでくださって
ありがとうございました。