まだ私が大学出たての頃だったと思うのですが、お世話になった打楽器奏者の先生がお話下さって、記憶に残っている言葉があります。
これからまだまだ先が長いのだから
音楽でやっていくには色々あると思うけど
「おんがく屋」ではなく
良い「おんがくか」
にならないとね。
先日訪れたマリーローランサン展。1番右の女性はフルートを持ってるんだけど、他の4人に比べて表情がちょっと内面的で気になります。
音楽を『手段』として仕事をするのではなく
常に音楽そのものを探求し続ける人であるべき
というお話をして下さったのです。
その時もなるほど〜〜‼︎
と思ったのですが、
今ならすっごい分かります。
私が細々とでも音楽を続けられているのも、
いつまでたっても苦手は苦手だし
なかなか音楽そのものには近付けないし
フルートで表現したいこともどんどん変わるし
そのためのテクニックも足りないから必死に練習しなきゃ出来ないし…
なんだか “ないないづくし” ですね
でも苦しいようで、それが本当に楽しいからやっているんです。
私自身、根性や努力でなんでも切り開けるタイプではないから、音楽に早くから出会えたことは本当にラッキーなことで。
音楽だから続けてられるんですよね。
ある意味生徒さん達も一緒じゃないかなぁ
それぞれ目的は様々でも、
フルートや音楽を楽しみながら探求して
それぞれのペースで続けていきましょう
急に昔の話を思い出して書いてみました!
私自身、その先生の言葉に20年たってまた勇気づけられてます。
コンサート、だいぶお席埋まってきてます。
お早めに
市川市市川駅
フルートレッスン