4/23(土) 晴れ
アルペン・スポーツデポ試乗会
白馬五竜会場の試乗レポートです
2℃(8:15)/6℃(13:00):アルプス平
朝一番のアイスバーン、春のザクザク雪、ナチュラルコブで試乗しました
119/68/103 R=12.8m 168cm
第一印象:GS板っぽい挙動
結論から言うと165cmのRDとは全く別物の板です。
長さの違いはわずか3cmですが、こちらはセパレートタイプのEVOプレートが搭載されており、
センター部分が空洞になっていて、より板を撓ませやすい構造となっています。
よってトップの撓みをより感じられて素直なターン始動をしてきます。
165cmが俊敏に反応してリズムの良い小回りが出来るのに対して、
168cmはじわ~っと撓んでいく感じがあって、反応は比較的まったりとしています。
乗り手から積極的に乗り込んで回し込むというよりも、板が動き始めてから加圧していく印象。
そのため角付けを深めての小回りより面で押しづらしていく小回りの方がやりやすいです。
リズムもゆったり目のターン弧を描いてきて体感的にはR15mくらい。
GS板で小回りしているようなイメージでしょうか。
挙動的にはFISCHERのWC SCに似ていると感じました。
大回りに特化させたいスキーヤーで小回りモデルが欲しい方など、ご自身のスタイルによって好みが分かれますので乗り比べを強くオススメします。
板の長さと言うよりもプレートの違いによる挙動の違いが大きいため、滑り方で板を変えているスキーヤーが検討されてもいいですね。
ただ、スピードブルーの限定モデルは店頭入荷数が決まっているそうなので
決断の時は迫っています(笑)