4/1(土) 晴れ晴れ

アルペン・スポーツデポ試乗会

高峰マウンテンパーク会場の試乗レポートです鉛筆

 

-5℃(7:30)/5℃(14:00):センターハウス前

春のザクザク雪、アイスバーン、ナチュラルコブで試乗しましたカエル

 

119/65/102 R=12.1m 165cm

第一印象:ショートターンパラダイスだゲラゲラ

 

技術選選手用モデルなので履いた瞬間からドッシリ感がある。

来季モデルデザインは全体的にとても好みです…。

そして小回りが超~楽しい板!ゲラゲラ

角付けによって自由自在にターンサイズを決められる楽しさがあり、

撓ませた分だけしっかり加速していく。

さすが技術選モデルなワケです…とにかく表現の自由さが豊富。

 

オガサカのサービスマンが来訪されていたので、聞き込みをしました。

プレート構造による挙動の違いはないそうですが、

FMでグリップの不安を訴える方はSRを選択されますね…との事。

SRはブーツカカト寄りのビス固定、FMはセンター寄りのビス固定で、

板全体を撓ませやすいのはFMなのだそうです。

小回り規制という技術選新種目に対応するため、1ターン目からしなやかさを引き出すように開発されたと聞きました。

漕がずに1ターン目から深いターン弧でスピードが演出できるという事なので、

プライズテストでも有利に働くのではないでしょうか。

落差のあるターン弧を表現しないと点が出ない…という事もあって、ターン後半は下方向に抜けていきます。

この走りに身体を合わせ込んであげると次のターン始動も非常にスムーズ。

ターン前半の角付けでターンサイズが自由自在で、乗り手の意思通りに方向付けが決められる…ターン構成の演技がとても楽な板だと感じました。

ある意味、ズルイ板だと思います(笑)

いい道具を最大限に引き出して、いい結果を出していく…そういう板です。

コブの操作性重視ならもう少し柔らかいフレックスが良さそうな印象だったので、

FMプレートの乗り味が気になります。

 

ストラクチャーはセンタークロスというオーソドックスなパターン。

基礎スキー向けにずらしやすく、センターのみにパターンが入っています。

これはビベルの剛性を上げるためと、スクラッチが入るのを防ぐためだとか。

スクラッチにワックス溜まりや小石が挟まったりするとコンマ数秒を争うレースでは大きな問題となりますので、

今後はセンターストラクチャーが主流になっていく気がします。

 

ちなみにオガサカは長野県内スキー場にテストスキーセンターを設けており、

トップシーズンの良いコンディションで一日試乗できるチャンスが多いです。

そのため自分は購入検討にはならず、いつも相対的比較を楽しんでいます。

でもこの板は真剣に欲しいと思いました…。スキーがメチャクチャ楽しくなります。

う~~~ん、悩みますえーん