東洋英和女学院

 

 

 

 

 

 

 

ダルマ 住所 港区六本木

  都営大江戸線「麻布十番」駅より徒歩5分

  日比谷線「六本木」駅より徒歩7分

 

ダルマ 別学(女子校)

 

ダルマ 試験日 2月1日AM(4科)

      2月3日AM(4科)

 

ダルマ 四谷大塚80偏差値 64

 

 

 

 

  建学の精神

 

 

1884年に、カナダ・メソジスト教会から派遣された

宣教師マーサ・J・カートメルにより設立されました。

 

プロテスタント系ミッションスクールであり、

キリスト教主義のもと、人格形成を重んじた教育を行っています。



建学の精神は「敬神奉仕」。

 

学校は「生徒が自分のタラント(賜物)に気づき、磨く場」

であり、そうした中高6年間を過ごすことで、

「敬神奉仕の実践者」、すなわち、

他者のためになすべきことを自ら考え、

行動することができる人物を育てます。



 

 

  授業・英語教育

 

 

1クラス40名×5クラス。

 

1学年約200名のうち、

小学部からの進学者が約80名を占めます。

 

 

2学期制で、週5日制(土曜は授業なし・クラブ活動あり)。

日曜日は教会出席を奨励しています。

 

朝は8:00登校、毎朝礼拝があります。

 

 

特に力を入れているのが、国際性の養成。

 

英語の指導力には確かなものがあり、

ネイティブ講師による少人数制の英会話などの通常授業のほか、

 

・詩の暗唱、クリスマス英語劇(中1)

・自作のスピーチコンテスト(中2)

・レシテーションコンテスト、スピ−チコンテスト(中3)

 

など、自ら英語で発表する機会が

学年に応じて用意されているそう。

 

 

また、海外短期留学の選択肢も豊富で、

校内には留学支援室もあり、

専門の職員が相談に乗ってくれるとのこと。

 

 

帰国生入試で入学する方の数は、毎年わずか数名。

つまり、一般入試で入った方々が在学6年でめきめきと英語力を身に着け、

高2時には、GTEC(スコア型英語4技能検定)で満点を取る方も!

全国平均793点のところ、校内平均976点とのこと。

 

 

2024年春の卒業生のうち、5名が海外大に進学。

うち1名は、ハーバード大学に進学されたそうです。

 

 

また、長野県の野尻湖で行われるキャンプは

生徒さんみんなが大好きな行事のようです。

 

キャンプのリーダーは、卒業生(大学生)が務めるとのことで

縦のつながり、母校愛を感じました。

 

 

その他、課外教室(ピアノ、器楽、英会話、日本舞踊、華道等)の

選択肢の1つとして、パイプオルガンの個人レッスンが受けられるというのも

本校ならではの取り組みではないでしょうか。

 

 

 

 

  進学実績

 

 

2024年春の卒業生から、東大に2名進学。

うち、お1人は、なんと理Ⅲ合格キラキラ

 

全体の約6割が文系、3割が理系、1割が芸術・実技系に進学。

 

理系の割合は少ないものの、

医歯薬看獣の進学者は、27名/162名(16%)。

 

また、音楽部からは、毎年のように

宝塚音楽学校に合格する方がいるそうですキラキラ

 

 

全卒業生の約95%が、現役で大学進学するとのことでした。

 

 

 

 

  入試

 

 

2025年は、2月1日(土)・3日(月)の2日程。

どちらも4科試験後に面接があります。

 

また、入学手続きは合格発表の翌日15時まで、と

かなりタイトなスケジュールです。


 

サンデーショックとなる2026年は、

2月2日(月)・3日(火)に入試が行われるとのことです。

 

 

 

 

  感想

 

 

麻布十番から行きましたが、

学校の目の前に立ちはだかる「鳥居坂」が急で

猛暑の中、体力を奪われました…。

 

 

 

 

六本木ヒルズと東京タワーに挟まれた

それはそれは大都会に位置しますが、

学校は大使館や図書館などに囲まれた、閑静な丘の上にありました。

 

 

校門からのぞく東京タワー。

 

 

 

 

パイプオルガンの演奏から始まった説明会。

大講堂に響くパイプオルガンの音に心が洗われました。

 

 

以前、仕事をご一緒した大学教授(英文科)が、

「東洋英和の英語のカリキュラム・授業は、ずば抜けて素晴らしい」と

大絶賛していたのです。

 

学校オリジナルのテキストも拝見しましたが、

初学者にもわかりやすそうな作りでした。

 

また、生徒さんのアンケートにも

「先生の授業がわかりやすい」という声が挙がっており、

長年培ってきた指導のノウハウがあるのだなと感じました。

 

さすが、伝統校ですね。

 

 

 

卒業生として有名なのは、阿川佐和子さん。

 

また、「花子とアン」でドラマ化された

『赤毛のアン』の翻訳者村岡花子さんも卒業生で、

大学院棟には、村岡花子資料館もあります。

 

 

個人的に、私は仲の良い友人2人が本校の卒業生。

初めて会ったときは「六本木にある『ごきげんよう』の学校出身」と聞き、

ハイソなお嬢さまね、と、身構えましたが、

2人とも至って気さくで、サバサバした女性。

 

大学入学時から語学力に長けており、

今は外資系企業のコンサルタントとして活躍中です。

 

 

 

今回の説明会では、本校の中学生お二人が、

先生のインタビューに答える形でご登壇されました。

 

それがね、、なんとも素敵なお嬢さま方で目がハート

 

 

ちょっと恥じらいながら登場され、

先生の質問に「うーん」と首を傾げたり、

二人で顔を見合わせてクスッと笑ったり、

 

等身大の中学生というか、

自分の娘と無理なく重ねることができるというか。

 

 

生徒さんに問いかける先生の口調や眼差しも温かく、

穏やかな学校生活を送ってらっしゃることが窺えました。

 

 

制服も展示されていましたが、やはり素敵ですね!

シルクのスカーフの手触りも確かめてきました指差し

 

 

 

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

▼奥が深い伝統女子校の世界…