香蘭女学校

 

 

 

 

 

 

 

 

ダルマ 住所 品川区旗の台

  東急大井町線「旗の台」駅より徒歩4分

 

ダルマ 別学(女子校)

 

ダルマ 試験日 2月1日AM(4科)

      2月2日PM(算国)

 

ダルマ 四谷大塚80偏差値 65

 

 

 

 

  沿革・教育理念

 

 

英国聖公会のビカステス主教により、

聖ヒルダ・ミッションの信仰の証しとして

女子の教育のために建てられたミッションスクールです。

 

 

建学の精神は、「有為な女性」の育成。

 

「有為な女性」とは

生徒一人ひとりに神様から与えられた「賜物」を見いだし、

それを一生をかけて大切に磨き、

社会や人のために役立てていくことができる女性、とのこと。

 

 

 

 

  授業

 

 

朝は8:10点呼、授業は1コマ50分。

 

週6日制で、土曜日も午前授業があります。

 

放課後は、STUDY HALLに残って

19時まで自習可能。

 

 

1学年あたり、44名×4クラス。

 

人間関係固定化を防ぐために

3日に1回、席替えがあるそうです。


 

英語は、6時間/週のうち

半分は小人数(22名)クラス。

 

取り出し補習の実施もあるようです。

 

 

立教大学に内定した高3生が

中学生の勉強をサポートしてくれるとのこと。

 

立教大学研究室との連携もあり。

 

 

 

 

  宗教教育

 

 

聖書を礎とした全人教育を高く掲げている本校。

 

毎朝15分の始業礼拝を捧げ、

聖書を「生涯の教科書」と位置づけ、

キリスト教を教育の芯に据えています。

 

この説明会も含めて

すべてが祈りに始まり祈りで終わり、

学校生活にキリスト教が深く根差していることが

伺い知れました。

 

 

奉仕活動にも力を入れており、

毎年11月23日(勤労感謝の日)に行われるバザーは

とても有名ですよね。

 

 

また、奉仕活動の一環として

高3生が中1生のお世話係となる

「BIG SISTER制」が導入されています。

 

 

紹介動画で高3の生徒さんが


「自分がBIG SISTERになった時には

 自分が中1生の時にBIG SISTERから接してもらったように

 後輩たちに接したい」

 

と話されていて、代々受け継がれる「憧れのお姉さん」像が

本校の校風をつくっているのだなとも感じました。

 

 

また、別の高3の生徒さんは、ご自身の夢として

 

「香蘭で英語の先生になりたい」

 

とも話されており、

 

母校に対する深い愛情・愛着を持たれている方が

多い印象を受けました。

 

 

 

 

  進学実績

 


2024年度高3生より

立教大学への推薦進学枠が160名に増員。

つまり、立教大学への「全入」が実現!

 

このほか、聖路加国際大学(看護学部)にも

関係校推薦で2名の受入枠があります。

 


なお、黒柳徹子さんも本校の卒業生で、

『続 窓ぎわのトットちゃん』(講談社)の中にも

香蘭での思い出がつづられています。

 

 

 

 

 

  入試

 


2025年は、2/2が日曜日。

また、2026年は2/1が日曜日ですが、

(プチ)サンデーショックはなく、

予定通り入試を行うとのことです。

 

 

繰り上げ合格では複数回受験を優遇しており、

また同日2日程出願で、受験料割引制度もあります。

 

 

立女同様、入学金の支払期日がかなりタイト。

 

・2/1AM 試験 → 2/1夜 合格発表 → 2/2 18時までに入学金振込

・2/2PM 試験 → 2/3朝 合格発表 → 2/3 20時までに入学金振込

 

親は覚悟と銀行残高を確認してから

出願することが求められる日程です。

 

 

立教大100%推薦枠が発表された昨年度は偏差値が跳ね上がりました。

やはり、付属校人気は強いですね。

 

 

 

 

  感想

 

 

郊外の住宅街の中にある、落ち着いたキャンパスです。

 

校門をくぐってからのアプローチには

四季折々の花が咲き、とにかく美しい。


 

校舎は新しくはないものの、

隅々まで掃除が行き届き、清潔感がありました。

 

6万4000冊の蔵書を誇る図書館は

洋書も多く、ゆったりした空気が流れています。

 

 

こんな落ち着いた環境で6年間を過ごせることは

きっと、子どもたちにとって宝になるのでは。

 

 

冒頭に流れた体育祭動画では

よそのお嬢さま方の大玉転がし映像に

思わず涙ぐむおばさんの私…

 

 

制服も、シンプルなブレザーも上品ですし、

盛夏服のワンピースも清楚で素敵です。

 

 

いただいたパンフレットやクリアファイルからも

本校の穏やかでゆったりとした雰囲気がよく伝わってきました。

 

 

 

 

また、校長先生がとてもお話上手で。

 

壇上をゆっくり歩きながら

聞き手一人ひとりに目線を合わせて

穏やかに語り掛けるような口調で、

思わずお話に引き込まれました。

 

いろいろな学校を訪問させていただく中で

「プレゼン上手な校長先生」にお目にかかる機会もありますが、

香蘭の鈴木校長先生は「ビジネスプレゼン」というより

優しい「語り掛け」の印象でした。

 

 

現校長 鈴木弘先生は数学科の教員として立教池袋中高に勤務され、

同校の校長を経て2017年より現職。

42年間も男子校で教鞭を執られてきたそうです。


「女子校の校長先生」らしいなぁと思いながら

お話を聞いていたので、経歴を拝見して驚きました。

 

 

また、1学期に2回、2学期と3学期は1回ずつ保護者会があり

さらにはバザーなどの行事もありますから

保護者が学校に出向く機会は多そう。

 

後援会活動も活発そうだなと感じました。

 

 

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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