狐花 | イソの舞浜日和

イソの舞浜日和

~舞浜、猫、日常などなど~

京極夏彦さん書き下ろしによる新作歌舞伎の「狐花」を観てきました。




私は原作を読んでて、先ずはそこから始めるの?っていきなり思ってしまった。

歌舞伎と言うより普通のお芝居でした。そして台詞が多くて先に読んでて良かった。

ふてぶてしい感じの新悟ちゃんの登紀はイメージ通りで、こんな役も似合ってる。染五郎さんは実年齢よりもかなり年上の役ながらピッタリだと思った。

先日、ゆうれい貸家で幽霊を演じてた人と同じだとは思えない程に、勘九郎さんの上月は恐ろしかった。幽霊よりも人の方が怖いって本当だね。

新悟ちゃんに言ってほしかった台詞がなかったり、何でそこを変更したの?って所もあったり、とある場面の舞台演出を期待してたのに普通だったり、原作読んでただけに、拗らせ気味の感想です。

花篭が狐花篭に。

狐花にちなんだオリジナルカクテル美味しかった。