娘が通うお教室のお友達
Porte Bonheur のティアラを使ってくれています。
このお衣装、ママのお手製なんです。
ママが作ったお衣装でのコンクールなんて、ステキですね。
エスメラルダのお話のもとになったのはヴィクトル・ユーゴーの「ノートルダム・ド・パリ」
このお話をもとに作られたミュージカルや映画もたくさんありますね。
このお話をそのままミュージカルにしたノートルダム・ド・パリ、ノートルダムの傴僂男の題名でも知られるノートルダムの鐘etc、、、
バレエのエスメラルダはノートルダム・ド・パリの中でもエスメラルダにスポットを当てたお話です。
舞台は15世紀末のパリ。
ヨーロッパの暗黒時代とも言われた、魔女狩りが横行していた荒れた時代、その町に住む女性、グドゥラはある日赤ちゃんを抱いたまま倒れてしまいます。彼女は気を失っていただけなのですが、彼女が亡くなったと思ったジプシーたちは彼女が抱いていた赤ちゃんを抱き上げ、彼女の死を悼みながら立ち去ります。
月日が経ち、道化祭りで盛り上がるこの町にジプシーの一団が流れ着きます。
その中にとても美しい、エスメラルダという踊り子がいました。
ノートルダム大聖堂の助司祭のフロロは一目見てエスメラルダに心を奪われ、聖職者であることと葛藤しつつもエスメラルダへの欲情を抑えきれずにカジモドにエスメラルダの誘拐を言いつけます。
カジモドは赤ちゃんのときにノートルダム大聖堂の前に捨てられ、そこで育てられ、鐘つきをしていました。
ノートルダムの傴僂男の傴僂男がこのカジモドですね。
結局、誘拐は失敗に終わり、カジモドは捕らえられてしまいます。
広場で晒し者にされたカジモドをエスメラルダは庇い、助けます。
この優しさにカジモドはエスメラルダに恋をしました。しかし自分の姿の醜さに、この恋は叶わないと嘆き悲しむのです。
そしてこの騒ぎの中、エスメラルダは衛兵のフェビュスに恋をします。
そしてフェビュスもまた、婚約者がいる身でありながらエスメラルダに惹かれます。
ある日エスメラルダとフェビュスが愛を告白しあっていると黒いマントの男が現れてフェビュスを刺しました。
エスメラルダは男の正体がフロロだと気がつきますが、その場で気を失ったエスメラルダは駆けつけた衛兵にフェビュスの殺人未遂の容疑者として捉えられてしまいます。
牢屋でフロロはエスメラルダに助ける代わりに愛人になれと迫ります。
しかしエスメラルダがこれを拒むと、フロロは魔女裁判の元に死刑を宣告します。
そして死刑執行の日、エスメラルダは広場で婚約者といるフェビュスを目にします。
そんなとき暴動がおき、人が入り乱れるなかで、エスメラルダが身につけていたお守りでグドゥラがエスメラルダが自分の娘だと気がつきます。
再会を喜んだのもつかの間、エスメラルダの死刑執行が宣告されるとグドゥラはショックで倒れて死んでしまいます。
エスメラルダは恋も叶わず、やっと会えた母の死も目にし、ただ人形のように処刑台へ連れて行かれるのでした。
その日の夜、鐘楼で嘆き悲しむカジモドのところへフロロがやってきます。
そして口論になりカジモドはフロロを突き落としました。
原作では後にエスメラルダの遺骨によりそうように奇妙な形の男の遺骨が出てきて、それを引き離そうとすると粉々に砕けてしまった、というお話もありました。
コンクールでよく踊られるタンバリンのエスメラルダのVaは1982年に新しく振り付けられたもので、全幕の中では出てこないんですね。
3人の男性を虜にした美しい女性のお話でした。
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