龍と天女のパートナーシップ

男性性と女性性のことなどを感じていると

周りに

「龍」と「天女」のパートナーシップが増えているなぁって気づきます

現実を動かしていく力のあるエネルギッシュな「龍」と

天と繋がり、

軽いエネルギーで喜びあふれていきている「天女」

物事を「うみ」「形づくり」「広げていく」ためには

龍と天女の組み合わせが良いのだなぁって

改めて感じています。

（草場さんの瀬織津姫）

大体の確率で

「龍」の部分は、それぞれの男性性の部分（女であっても男であっても）と

男性が担当したりします。

龍は、現実を動かすエネルギー。

具現化には欠かせません。

個人のエネルギーとして統合された中で、

男性性を強く発揮しているときは、

男性でも女性でも「龍」のエネルギーを強く表しているし

一人で龍と天女を使い分ける人もいれば

男女二人（または同性でも）で龍と天女を使い分ける人もいます。

だからツイン〜のような魂が近い関係性で

個々の統合を意識している人は

その両方を内包するエネルギーになるはずで

個人の統合が、ある程度進めば

他者とのパートナーシップの中で

「龍」と「天女」を使い分けることもできたりすると感じています。

昔からの伝説でも

龍と天女の伝説は多くて

江ノ島の天女と五頭龍伝説（こちら）とか

能の曲目「竹生島」（こちら）とか

そして

江ノ島にも、琵琶湖にも

白髭明神　の伝説があったりします。

＊

古代の政治や祭祀は

「ヒメ・ヒコ」制をとっていたと言われていて

祭祀（ご神託・天と繋がること）は女性が

現実社会（政治・地へ広げること）は男性が

役割としてになっていることが多く

それが、「物事を形となして広げていくカタチ」なようで、

天女はその女性部分を

龍はその男性部分を

担うと物事はスムーズに運びます。

※例えば、豊玉姫（ヒメ）と豊玉彦（ヒコ）

（この場合は、父と娘と言われたりしているけど）

ホツマでは

セオリツヒメ（ヒメ）とアマテル（ヒコ）だったり

（この場合は夫婦）

他にも、琉球王朝では

聞得大君（ヒメ）と王（ヒコ）

（この場合は親子や、夫婦兄弟姉妹になったりする）

っていうような組み合わせがあったりします。

まあね、

女と男のいるところだから

そんな「シンプル」に物事が運んではなかったんだと予測できるけれど

いつからか、どこからか

男性優位の社会になってきて

ヒメの部分は奥に入り隠れていて

ヒコの部分のみが表に出てきたりしてます。

（それを、女性迫害ととるか、女性を守るためととるかは・・それぞれだけどね）

そんな感じで、

神武天皇以降、いま残っている

有名な歴史書以外のところでは

ヒメ・ヒコ制のまつりごと（政・祭）が見られたりしています。

＊

龍と天女が内側に両方存在していても、

一人でどちらもしようとすると

限界があったりするんだよね。

エネルギーが広がらないというか

自己完結しちゃうというか。

龍と天女を仲良くさせるためには

まずは「天女側」（＝女性性）が自分を受け入れて

自分の本音を聞き出して

女性性を癒していくことが先だったりするのだけれど

これまでの、男性性社会の中で

女性側が「天女」としての素質を封印してたり

男性であっても「本音」に気づくことができなかったりすると

内側の「龍（＝具現化）」のエネルギーは

うまく働いてはくれないのかもしれません。

江ノ島の五頭龍の伝説でもあるように

「天女」がどっしり構えてないと

龍は大暴れします。多分、本来と違う方向に。

伝説でも、面白くて・・

龍は天女のあまりの美しさに一目ぼれをし、結婚を申し込むが悪行を指摘され断られる。

龍はあきらめず、今後の善行を約束して結婚を果たした。

天女と結ばれてからの五頭龍は、生まれ変わったかのように村人等の為に尽くした。

日照りの時は雨を降らせ、収穫の秋には台風をはね返し、

津波が襲うときには自らの身で押し返した。

・・・・

男女のパートナーシップの前に、

自分の中で、

「女性性」を癒して

女性ならば「女性性」を優先してあげることで

自分の中の龍は、本来の自分の願いを叶えるように動いてくれます。

そして、

それがきっと

内側から外側へ。

目に見える他者とのパートナーシップに現れてきて

どんどん、物事が

大きく具現化、現実かしていくのだろうと

感じたりしています。

何事も、

内側から外側へ。

パートナーシップが

うちなるパートナーシップから

現実世界での他者とのパートナーシップに現れていく。

この場合、パートナーシップは

恋愛関係や結婚などといった男女のパートナーシップだけでなくて

仕事とかのビジネス関係でも顕著です。

一人で全部をやっていこうとするから

どこかで頭打ちになる

広がらない。

龍と天女の組み合わせ。

よくよく見てみると

周りにも天女と龍の組み合わせが

多い気がしませんか？

女性の皆さんは

自分の中の龍と天女に気づいたら

必要に応じて

「龍」の部分を男性に任せると

もっと楽に物事が運ぶかもしれません。

男性の皆さんは

自分の中の龍と天女に気づいたら

「天女」の部分を女性に任せると

精神的にもとっても楽になるかもしれません。

それぞれの役割

それぞれの特徴を

より活かしながら

ヒメ・ヒコ　の双方で

現実を動かしていく。

だからパートナーシップって

家庭でも仕事でも

生きていくために　とっても必要なこと。

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