2Fの窓辺で着替えていた
外で車のドアが閉まるような音がした
数秒後、窓を見やると見覚えのある車が遠ざかっていく。
村の、集落支援員だ。
自治会などがない住宅地区の我が家は、各地区ブロックごとに、集落支援員という担当者がおり、広報などを配る役目をしている。
広報配布のしごとだけではなく、各地区の困りごとなどの窓口にもなっていて、その事務所も数キロ先にある。
《在宅なのをわかっているのに声をかけずに行ったわね》とため息
数年ごとに、支援員は変わるのだが、変わったときにご挨拶にみえたため、伝えてあった。
『車があれば在宅なので、遠慮なく声をかけてください』と。
広報がはいってる封筒には、こんなシールが貼ってある。
たまに、バッタリ、担当者と庭で会う。
ここぞとばかりに、村のことを話す。
要望や、困りごとも話したことはあった。
たしかに、動いてもらって、解決には至らなくても声を聞いてもらえたのはよかった。
が、基本的には、こちらから声をかけないとスルーして行ってしまう。
だから、言ったのだ。声をかけてください、と。
忙しいのでしょう。
理解したい気持ちはある。配布はうちだけじゃない。事務所に帰ってもやることあるんでしょう。
ただしかし!
住民の声を聞く努力をすることは、支援員のやるべき仕事のNo.1に入ってないの?
。。。だから不信感が増強していくんじゃないの
今回は広報でなく、こんなチラシが入ってた。
これは、知ってた。
焼き物やさんやキッチンカーや、嬬恋特産の野菜をつかったピクルスやさん。
まぁ、村内のイベントにはだいたいいつも出店する常連さん。
どうやら、このマルシェを開催する主な目的は、住民同士の交流だそうな
交流。。。いまさら。。。
マルシェをして、交流になるの?
買い物客同士が?
それともお店の人と客が?
根切り交渉するくらいしかコミュニケーションないでしょ(苦笑)
っていうか、知らないもの同士が、買い物に来た先で、コミュニケーションとるか?
。。。よくわからんな、この意図。。
村が、なにかビジョンや具体的な意思をもってイベント開催せずに、出店者まかせで盛り上がればコミュニケーションになるだろう、なんて、あまりにも短絡的ではないの?
しかも、このチラシを入れた支援員自体が、コミュニケーションする気なしなんだから。。
移住促進したいのはわかるけど、今の移住者に聞いてみるがよい
生活環境に満足してますか?、と。。