数字には、私たちがよく知る「計数」としての役割以外に、
「文字」としての役割があることをご存知でしょうか?
漢字でいう「音読み」「訓読み」 みたいなものにあたるようなものです。
古代ユダヤ民族に脈々と伝承されてきた智慧の集大成・・・
カバラ(数秘術)から 「私たちのしらなかった数字」 について、
綴ってみたいと思います。
■ 数字の性別 ■
表意文字・アラビア数字は、
男性性と女性性をもつものに分けられます。
割り切れず、ひとつ余ることから、常に新しいものを求め、
創造するエネルギーを持つ奇数・・・
自分の中に同じものが二つある・もうひとつを生み出す・
自分の中に同じ命を宿すことの出来る偶数・・・
奇数には、活動的なエネルギー、男性性を感じ・・・
偶数には、調和的で、安定的な女性性を感じます。
この波動を感じることで、グループの人数が
奇数だとアクティブな盛り上がりを感じ、偶数だと
落ち着いた雰囲気を感じるのも納得できるのではないでしょうか。
日常生活に意識して使ってみるのもいいかも知れませんね!
■ 数字の陰陽 ■
数字はその性質から陰陽に分けることが出来ます。
明るく、前向き、活動的で、男性的なエネルギーをもつ数字・・・
落ち着いていて、思慮深く、受動的で、女性的なエネルギーをもつ
数字・・・
矢印・男性性器を象徴する 『1』 には、陽を感じ、
陰陽図・女性性器を象徴する 『2』 には、やはり陰を感じずには
いられません。
女性と月とは関係性の深いものがあり、それに反して
太陽は陽そのものです。
卵が割れた形を模す 『3』 には子どもの陽なるエネルギーを感じ、
十や卍などから連想される 『4』 には、直線で閉ざされた空間をもつ
揺るぎない安定した落ち着きを感じます。
そういった具合に、形の由来、持っている意味から、
数字には陰と陽が存在し、またそれを間でバランスを取る中庸の存在
すら持ち合わせているのです。
何気なく目にしている価格や、ネーミングの数字からも知らずして
波動を感じ、意味するメッセージを受け止めていたりするのかも
知れません。
ただの計数としての数字とのお付き合いとは卒業して、
深く数字を知ることは、きっとあなたの世界観を広げることに
なることでしょう。