今日は、福岡県にある『宝満山(ほうまんざん)』に登山した時のお話です富士山


宝満山は大宰府天満宮のすぐ近くにあり、福岡で最も人気のある山の一つです。

宝満山にある『難所ヶ滝(なんしょがたき)』という滝が冬になると氷結し、
それはそれは見事だということなので今回はその滝を見に行きました。

とはいえ登山なんて高校の合宿以来…汗
まぁでも標高800mくらいで遠足感覚で登れるという話だったので軽い気持ちで登ってみることにしましたひらめき電球


が、死ぬかと思った…爆弾

当然だけど、滝が凍るってことはすなわち雪山なんですね。

登り始めて間もなく辺りが雪景色になっていき、最初はきれいだなーなんてのんきに思っていました。

けれどだんだん雪が深くなって足が思うように動かなくなり、嫌な予感…。

ふと周りを見渡すと、他の登山客はみんなアイゼンを装着。
私たちはアイゼンなし。
わりとごつい登山靴を履いていましたが、急に頼りなく思えてきました。

そんな不安も数秒後には現実となり、もはや二足歩行では登れないので
スパイダーマンのように四つん這いになってよじ登らなければならない始末。

振り返ると旦那さんも必死の形相でスパイダーマンになってる。

『おーアイゼン無しで登ってるのかぁ!若いっていいねぇ!』と
すれ違った何人もの人に言われ、私たちは力なく笑うしかありませんでした。

途中、ロープを両手でつかまらなければ登れない箇所などもあり、
やっとの思いで辿り着いた難所ヶ滝がこちらです!!

新婚生活始めました@福岡-宝満山3   新婚生活始めました@福岡-宝満山2

上も下も右も左も全部凍ってるー目!!
自然の芸術!自然の驚異!

しかしそんな感動もつかの間、難所ヶ滝⇒山頂のルートがとにかくしんどく、
お腹ペコペコな上に今にも倒れそうなハシゴで崖を登ったり、
一歩踏み間違えれば崖の下という細い所を通ったり、
登山初心者の私は生きた心地がしませんでした。

無事山頂に着いても、下山できるか不安で特に達成感も得られず。

下山は登るときほど力は要らないにしても、とにかく滑る滑る。
何度も転げ落ちながらも無事に下山できた時、
ヘトヘトだったけど嬉しくて嬉しくて自然と笑っちゃいました音譜

雪山どころか雪道すらろくに歩いたことのない私だったけど、
無事に登りきったことは良い思い出と自信になりました晴れ

そして何よりも旦那さんとの絆が深まりましたドキドキドキドキ

登ってるときはこんなとこ来なければよかったと何度も思ったけど、
行ってよかったと心から思いますニコニコ