ヴェローナの最大の見どころといえばやっぱりここ、ジュリエッタの家。
2度目に行ってみたときもこんな感じで大混雑Σ(・ω・;|||
ロマンティックな「ロメオとジュリエッタ」の世界に浸りたくても、ちょっとムリってもんです、ハイ。
バルコニーの下に密集している観光客は、ジュリエッタに恋するロメオというよりも、演説を聞きに集まった群衆といった感じですねw
とりあえず、家の中に入ってみようと思います。
ジュリエッタの家は、バルコニーのある小さな中庭をぐるっと取り囲むように建っていて、中は意外と広々としています。
恋物語の舞台となった14世紀当時の面影はさすがにありませんが・・・
物語の世界を描いた絵や、映像写真などが飾られていて、永遠の恋物語の世界に浸るには充分
家の中には舞台や映画で使われた衣装や家具なども展示されていました♪
こちらはジュリエッタの衣装 胸のすぐ下に帯を締めて、ゆるやかに広がるシルエットのドレスは14-15世紀ヨーロッパの上流階級の女性の定番スタイル。
左手を上にあげたポーズは、ロメオと初めて出会った舞踏会でのダンスシーンを思い出させてくれますネ(≧▽≦)
一方こちらはロメオの衣装でしょうか。
当時のヨーロッパでは、もっとも洗練されて流行の最先端を走っていたのがイタリアでした。とくにヴェローナのあるヴェネト地方は、ヨーロッパ各国はもちろん、アドリア海を通してアジアからの上質な織物や宝石が入手できたということもあり、イタリアから発信されるファッションはヨーロッパ貴族のあこがれの的だったとか。
左右で色の違うタイツや、胴着の下のチュニックに施された繊細かつエレガンテな刺繍や紐かざりを見せたり、スラッシュといわれる、生地に切り込みを入れて色や素材の違う裏地を覗かせた袖や胴着を重ねたり。。。華やかですよね♪
とはいえ、物語の中のロメオはジュリエッタの敵的な家柄ゆえに、舞踏会へ忍び込んだり、夜に紛れてジュリエッタのバルコニーへ忍んでゆくときはきっと、目立たない服装だったのではないかしら。。。たとえば、濃い紫のユニ●ロミオのように・・・・(///∇//)ウフ。
・・・ジュリエッタのバルコニーにはもちろん、出ることができます。
恋人同士はたいていここで、「ロミジュリごっこ」をしちゃいますよねw
ジュリエッタ目線で中庭を見下ろしてみたんですが・・・・あらあら、今度は日本人ツアーのみなさまがw
・・・・こんな感じじゃなかなか、ロマンス気分になれないって?
大丈夫です♪
観光客の少ない時間帯を狙っていけば、ロメオごっこもジュリエッタ気分も、思いのまま
少し時間をずらして、夕暮れ時に訪ねればほら、
バルコニーにスポットライトが当たって一気にムードも盛り上がります♪
そして、小塚クラスタのみなさんなら一度はやりたい、「ロミオイーグル」」で記念撮影w・・がご希望なら、なんといっても早朝がオススメ!!
ガルデナ帰りの私たちも、ヴェローナに一泊した翌朝1番に行ってみたところ、
見事に誰もいない、貸し切り状態
思いのままにロメオごっこを堪能できたのでありまーす:*:・( ̄∀ ̄)・:*:イエイ!
ヴェローナのお楽しみは、まだまだつづきま~す♪