グランプリファイナルのタカヒコさんのFSがとってもステキだったので、以来毎日毎晩リピがとまらなくて困ってます(^▽^;)
今シーズン立ち上がりのころと比べると目を見張るような成長ぶり!!
まずは指先の表情からして美しいじゃありませんか(≧▽≦)ヴァイオリンの音色に合わせて、冬の朝、水辺に立ち込める朝靄のゆらぎのように滑っていく冒頭のシーンにまず心を打たれ、そこから最初の4回転までの、滑らかなスピード感に息を呑む。
今回、最初の4回転は素晴らしかったのですが、そのままドラマティックに展開する2つのジャンプ、4T-2Tのコンボと3Aが決まってくれればと思うとそこだけが残念。
ただ、今回は、そこからのスケートがまるで何かから解き放たれたように素晴らしかった。
ステップシークエンスからの3連続ジャンプを軽やかに降り、スパイラルからの極上とろふわフリップにため息 そして、このフリップからコレオグラフィックまでの流れがちゃおにとっては最大のツボ
音もなくふわっと降りるフリップからイーグルまでのスピード感、そして流れを保ったまま着氷するループジャンプの、降りた足でそのままターンを描くところなんですが、ここも実は、ジャパンオープンやスケートアメリカではまだ余裕がなくて苦しそうだったんです。
今回は、この、ループを降りてからの動きが最高に美しかった氷の上に描かれるトレースと上半身のしなやかな動きはまさに、エレガンティッシモ!
いままでのタカヒコさんからはあまり感じることがなかった、ある種「凄まじい」色気を感じるシーンなのですが、次の瞬間にはコレオの愛らしい、軽快な調べに乗って、楽しげに駆け抜けてゆくタカヒコさん。・・・・・ああああ、ちょっと待ってぇええええε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ
ここまでで大分振り回されてしまうというのに、いとも簡単そうにステップを刻み終えたタカヒコさんはさらに、とんでもないスピードを保ったまま、ルッツートウループの3回転コンボを鮮やかに決めて魅せたあげくに、ほのかな笑みさえ浮かべて余裕のサルコウ(*゚ー゚*)
最後のスピンでは決して大入りとは言えない場内から「ブラボー!」という声も聞こえてきてましたね~♪
この、ロンド・カプリチオーゾというタイトルですが、カプリチオーゾ(capriccioso)というのはイタリア語で「気まぐれな」という意味があります。イタリアンレストランに行くとよく、ピッツァ・カプリチオーザとか、スパゲッティ・カプリッチオーゾなんていうメニュウがありますが、いわゆる「シェフの気まぐれ」というヤツで、シェフのその日の気分でピッツァのトッピングやパスタソースの具材が変わるレシピのこと。お客の方はというと、「今日はどんな味を楽しませてくれるんだろう」なんていうちょっとしたお楽しみメニューでもあります。
今回のタカヒコさんのFSプログラムも、まさにこのカプリッチオーゾという名前にふさわしい、曲のテンポに合わせていろんな表現が織り込まれた、見ごたえのあるものに仕上がっていますよね♪ シーズン序盤のころは、与えられた振付をしっかりこなそうとしているタカヒコさんがいて、ファイナルでは体に叩き込んだ振付に、タカヒコさんならではのテイストが見え隠れする、深みのある仕上がりになっていました。
カプリッチオーゾ、という言葉にはもう一つ、「幻想的な」という意味もあります。気まぐれで幻想的なロンドを、これからもっともっと、楽しませてくれるのではないかと、ファイナルのタカヒコさんを見て、実感したちゃおなのでありました☆
・・・・tube漁ってたらまた見つけました♪ 毎度おなじみ、CBC放送版、カート・ブラウニング解説のロンド・カプリチオーゾ♪
後半の3Lz-3Tコンボを降りたときの、カートさんの笑い声がたまりません♪ そして・・
・・ピンクひつじのぬいぐるみが似合う23歳にまたしても魂うばわれました。。(///∇//)
ひつじの前足をぷにゅぷにゅしてる~~~~~~~(≧▽≦) 反則~~~!
タカヒコさん、全日本、期待していますゼ!!
癒しのキスクラ彦に、ありがとお!!