柴又帝釈天にお参りに行った帰りに
近くの駅まで歩くつもりが・・・
近くを江戸川が流れていることに気が付き
土手を上流まで歩けば
自分の家にたどり着くんじゃないか！と
ひらめいて、もうそうなったら・・・
アドレナリンが噴出して
電車に乗る選択肢がなくなりました
距離にして１６キロぐらい
東京都葛飾区柴又から千葉県流山市へ
１６キロの距離を歩くって
想像がつきますか？
どのぐらいの距離感なのか？
疲労具合は？
実際に歩けるのか？
ランニングをしている人なら
きっと想像がつく距離かもしれませね
でも、普段から電車や車の移動が主なので
方向音痴になったり
距離感がわからなくなってしまう
なにより自分の身体の能力が
どの程度あるのかわからなくなっている人が
多いのではないでしょうか？
もちろん私もその1人
だからたまに、動物的な感覚を試したくなります
私は普段から長距離を歩くので
時間はかかるけれども
自分で歩ける距離だと判断したわけです
まずは川を渡るところから
江戸川の土手を歩いているときは
川を眺めたり、土の上を歩けるので
自然から力をもらって軽快に歩けました
最後の数キロは土手から外れて
アスファルトの上を歩きます
排気ガスのにおいも臭くて
体力的にも精神的にも消耗しました
私たちは大地から土を通して
力を受けとっているのですよね
３時間半ぐらい
ずっと休憩なしに歩いていましたが
その間頭の中で感じること
太陽の位置や方向感覚など・・・
周りの景色を眺めながら
自分の感覚がフル回転しているのを感じます
歩きながら煩悩も浮かんで
浮かんできては、押し問答がはじまって
歩く瞑想です
無我夢中に家を目指して
ただ歩くだけの３時半
たまに長距離のウォーキングは
緩やかに自分の感覚を研ぎ澄ますのにぴったり
自分の身体への信頼にもなりますね
ただね、足腰の痛みが・・・
翌日まで残ってました